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世田谷でルソー展をみにいった

サイクリングついでに世田谷でルソー展を見に行ってきました。世田谷美術館で作っているマンガチックなパンフレットがなかなかかわいくて秀逸でした。 ちょっと前に同じ美術館で、イスラム美術展のようなものをやっていて見に行ったのですが、それもなかなか面白くって良かったです。 ルソーの絵は、葉っぱとか植物が模様みたいにかいてあったりするところが面白いと思いました。イスラム文様やアールヌーボーの植物模様や手ぬぐいの模様とか、僕の好きなものはたいてい模様っぽいものみたいです。 もうひとつ思ったことは、絵のなかに "物語" があるようなものって、やっぱりみんな好きなんでしょうね。絵そのものに加えてその絵の持つ抒情性というか物語性みたいなものも絵の魅力の大きい部分じゃないのかなぁと思いました。 岡鹿之助の絵が絵本の中の本みたいでよかったです。

"物語" ということ

河合隼雄さんと村上春樹さんの対談本、" 村上春樹、河合隼雄に会いにいく " の中に、 "物語" について書かれている箇所がありました。村上さんが小説を書き始めたのは、説明できないような事を小説という形にして切り離したかった、デタッチメントしたかったからだ、と書いていました。箱庭のような自己治癒のために物語を作るんだと。また、河合さんは、 "ストーリーというのは背後にイメージを持っていなかったら絶対に成立しないのですね。そして、たとえば、非常に内的なイメージがあったとして、それを他社に提示しようと思ったら、物語にするしかないんです。” と書いていました。 これって面白いですね。"物語" って、そういう癒すパワーや、何か伝えにくいものを伝えるメディア的な役割があるんだなぁ。 最近読んだ、" 知の編集工学 " というものすごい大風呂敷をひろげた面白い本にも、人間には "物語" という道具を使って、毎日物事を考えたり報告書を書いたり家庭の物語をつくり、旅のプランを作っているんだ、という事が書いてあって興味深かったです。 なんでもこの本によると、世界中の物語にはいくつかのパターンがあってほとんどがそのパターンに沿ったものなんだそうです。 "物語とは、生命そのものと同様に、国をこえ、時代をこえ、文化をこえて存在しているものだ” そうです。なんかすごいなぁ。まるでDNAみたいです。 (そしてカール・ユングはこれを「原型」とよんでいたそうです) さらに引用すると、アメリカの神話学者 ジョセフ・キャンベル が明らかにしたところによると、世界の英雄伝説が一つのパターン、「セパレーション(出発)」、「イニシエーション(試練)」、「リターン(帰還)」という三段階の物語構造を持っているそうです。桃太郎や一寸法師や浦島太郎などの物語も、出発点があり、次に未知の国への旅立ちがあって、その途中で様々な試練に会い、そこで色々な同伴者やヒントをえながらやがて目標を達成すると、その国にとどまることを進められ、しかし、最後には決然と故郷の国に戻っていくという物語順序を持っているそうです。そして 「男はつらいよ」 の寅さんも、毎回美しい乙姫に会い、そこにとどまる事を進められ、そして袖を振り

キシリクリスタルというのど飴をなめたら美味しかった

二三日前から強烈なのど風邪をひいてしまって、普段は舐めないのど飴を職場で次々となめているのですが、今日売店でかったのど飴にはびっくりしました。 キシリクリスタル ミントのど飴 はなんと “すっきりミルクさわやかミント”味で、舐める前は?とおもっていましたが意外においしいのでびっくりです。しかも、飴が三層のミント、ミルク、ミント?構造になっていて、微妙な溶け出し具合を醸し出すのです。 飴の世界も日進月歩なんですねぇ。

タモリ倶楽部でレコードの工場見学をしていたよ

まいどおなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部で、鶴見にあるらしいレコードの工場見学をしていました。 レコードの原盤を作れる工場は、アジアにここ一つで、そのカッティングする機械ももう作っていないらしいです。 レコードのミゾって、水平方向にも振幅するんですね。全然知らなかった。 CD とレコードでは全然音が違うらしく、出演者一同興奮していました。 一番驚いたのが、レコードの最初の曲は音質がよくて、最後の曲(円の中心に近い側の曲)は音質がわるくて、いわゆる ”捨て曲” が入れられるそうな。へぇ~。たしかに回転数は一定なので音に関する情報量は減るよね。 あまり関係ないですが、こないだ買った中古CD "STAN GETZ WITH CAL TJADER" の一曲目は、"GINZA SAMBA" でした。銀座サンバ、いい曲でした~。

NHK 教育の "私のこだわり人物伝" に中沢新一が出てた!

先ほどテレビを見ていると、なんか若々しいひとが怪しげなことをしゃべっているました。これ、だれなんだろう?と思ってみていると、その人が 中沢新一さん でした!こんなさわやかそうな人だとは思っていなかった! 第一回は見逃したようなので、第二回から早速録画予約しました。楽しみだ~

三友フレッシュフーズというコーヒー屋さんのチラシ

三友フレッシュフーズ という、駒沢公園の西側にあるコーヒ屋さんでよくコーヒーを買います。スターバックスとかで買うよりも断然安いし、お店で焙煎しているようなので(カウンターの奥にごっつい釜がみえます)気持ち的に美味しいような気がしますね。 そのお店で配っている、コーヒーの美味しい入れ方、というチラシがあって、そこに出てくるキャラがかなりユルくてかわいいのです。なんかいつもそのチラシをもらってしまいます。 友達のyanchi が大学に一緒に通っていた頃によく、よくわからないネコの漫画をノートの端っこに書いていたのですが、それみたいだなぁ~。 全然関係ないですが、昨日、無くしたと思って勘違いしていたフレンチプレスできるマグカップが売っているところを探して渋谷をうろついていたら、AppleStore に人だかりができていました。近くにいってみると、見物人の一人のお姉さんが警備員のおじさんに「あれ、誰ですか」ときいていました。なんと、コーネリアスがライブをしていたのでした。東京はすごいや。

社会見学のようなビデオ

How it's made videos というサイトが紹介されているのをたまたま見つけました。これって小学生のときの社会見学を思い出しますね~。僕がいったのは確かパン工場だった気がする。 全部はとても見れませんが、 蛍光灯の作り方 はなかなか面白かったです。最後のテストマシーンがすごい!

自転車のステムを交換してみました

前の週末に自転車のステムを交換してみました。会社の自転車部(非公認)のT先輩が、"乗ってて疲れると、続かないよ。ステムを3cm 縮めるだけでずいぶん楽になるよ" といっていたので、新宿の自転車屋さんで買ってきたのです。写真はとりはずした方のステム。 交換は意外と簡単でした。バーテープもブレーキのグリップもはずさないで、ステムだけ交換できました。 まだ乗っていませんが、楽になっていたらうれしいなぁ~

"The Economics of Abundance"の記事をよんでこう思った。LL も XML もその流れにあるんじゃないかって。

梅田さんの記事 "The Economics of Abundance" を読んで、これはチープ革命と同じようなことを言っているけど、面白いな、と思いました。Abundance でなにがどう変わっていくんでしょうね。 富豪的プログラミングや、Ruby みたいな Lightweight Language が流行っているのも、XML が SOAP のようなプロトコルに使われているのも、大きくはこの、コンピュータのパワーやネットワークのバンドワイズの価値が相対的にとても低下している、ということにあるのかなぁ、と思いました。

wink という画面操作を flash に書き出すソフトをつかってみました

takeちゃんが、firefox の拡張 FireBug のページにあった デモ用のフラッシュをみて、「ロードしているときに wink とかいう文字が見えた」とのたまわっていたので、検索してみると、画面操作を flash に書き出すソフトのようでした。しかもフリー! べんりなものがあるんですね~。アプリケーションのデモとか説明にうってつけですな。 wink : Wink is a Tutorial and Presentation creation software, primarily aimed at creating tutorials on how to use software (like a tutor for MS-Word/Excel etc). Using Wink you can capture screenshots, add explanations boxes, buttons, titles etc and generate a highly effective tutorial for your users.

荒川沿いをインラインスケートですべったらベアリングがダメになってしまった!

土曜日にW君とインラインスケートで荒川沿いを走りました。北千住から海にむかって走り始めると、途中に大きな水たまりがいくつかあって、どうやっても避けて通れそうにないものもいくつかあったのでジャブジャブ突っ切って滑っていました。なーんも手入れせずに日曜日になって何気なくシューズを取り出してみると、アレ?車輪が全然まわらん。。 サビと泥でベアリングがダメになってしまったようでした。ググってみると、ベアリングのシールがはずせそうだったので、ベアリングについているCリングを安全ピンではずして、自転車用にかってあったケミカルで強引に掃除したり注油したりしてると何とか回るようになりました。このCリングの仕組みは感動ものですね。よく出来てるわ~ 直ったわいいけど、でも一番前の車輪がやっぱり回転が悪いな。。 いつ買ったか分からないようなふるい靴で、ベアリングも一度も買えていないからそろそろ交換しなくちゃいけないのかな。

すれ違う飛行機を飛行機から見たよ

こないだ飛行機に乗る機会があったのですが、夕暮れ時で雲が綺麗だったのでぼんやり窓のそとを眺めていると、モウレツなスピードで何かが軌跡のあとに雲を作りながら飛んでいるのを見ました。しかも何度も。最初はスカイフィッシュかとおもったけど、どうやら反対行きの飛行機のようでした。お互い結構ちかいところを飛んでいるんですね~

vim で "Shift + 3(#)" を押すと、カーソルが乗ってる単語で検索してくれる

この間、rhtml ファイルを編集していて、Ruby 部分のコードをコメントアウトしようと思い、入力モードにないまま "Shirt + 3(#)" を押すと、カーソルが乗っかっている単語がハイライトされるではありませんか! なんか検索してくれるみたいです。めっちゃ便利! vim のヘルプ |usr_03.txt| Moving around の、 ”SEARCHING FOR A WORD IN THE TEXT” に書いてありました。 SEARCHING FOR A WORD IN THE TEXT Suppose you see the word "TheLongFunctionName" in the text and you want to find the next occurrence of it. You could type "/TheLongFunctionName", but that's a lot of typing. And when you make a mistake Vim won't find it. There is an easier way: Position the cursor on the word and use the "*" command. Vim will grab the word under the cursor and use it as the search string. The "#" command does the same in the other direction. You can prepend a count: "3*" searches for the third occurrence of the word under the cursor. "*" と "#" は同じ機能で検索の方向が違うそうです。そして、 "3*" みたいな使い方も出来るとか。 奥がふかいですね~ vim って。 そしていつも分からないのが、編集画面からバッファ部分へコピペする方法です。できたら便

アンビエント・ファインダビリティ という本を買ってみた

”アンビエント・ファインダビリティ ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅” という本を、会社のかえりに takeちゃんとよった紀伊国屋でジャケ買いしました。オライリーなのに表紙の絵や挿絵がカラーです! 本の内容は missing manuals じゃなくて、読み物になっていて、まだ途中までしか読んでいないのですが、なかなか面白いです。創発とか自己組織化なんてキーワードも出てきたり、セマンティックウェブについても書かれているみたい。 どうでもいいですが、”コミュニケーション” のことを、”コミニュケーション” と書いていたことがありました。”シミュレーション" を "シュミレーション" って書いて恥をかいたり。カタカナってむつかしいぜ!

Edward Hopper のペーパーバックをかったよ

いつも楽しみに読ませてもらっている、 Aki's StockTaking というブログの 3D Nighthawks という記事を目にしてから、エドワード ホッパーのことが気になって気になって、、 ずっと昔に、日経新聞の日曜版で エドワード ホッパー の記事をみたような見てないような、そんな記憶があって、ずっと確かめたかったのですが、こないだ本屋さんでぺらぺらの本が安く売っていたので買ってみてみました。 きっと この右下の絵 をみた覚えがあったのかなぁ~。 なんか、寂しそうな絵ばかりで気に入りました。

Google Spreadsheet に Writely がくっついた!

Google spreadsheet にログインしたら、なんか妙な具合になっていて、説明書きをよむと、ワープロアプリケーションの writely と統合されて、Google Docs and Spreadsheets になったとのこと。すごいね~。 ドキュメントとかスプレッドシートの管理画面は GMail のそれと同じようで、Star とか Search も出来るとのこと。 Google が writely を買収したときの 記事 を読むと、Blog への投稿も出来る、と書いてあります。今度やってみようかな。 これはみんなでドキュメントを作成するときには本当に便利かもしれないですね。

テレビ東京のカンブリア宮殿に宋文洲さんが出ていて面白かった

テレビ東京のカンブリア宮殿に宋文洲さんが出ていました。この番組自体、見たのは初めてだったのですが、まえにtakeちゃんに、”このコラムが面白いからみてみなよ” といわれて紹介された " 宋文洲の傍目八目 " という記事の人が出ている、ということに、5分くらい見ていて気づきました。 この人の話は本当に面白いなぁ~。会社での常識はじつは常識ではなくて、しかも変えることができるんだ、ということに興奮します。 (このコラム、会員登録しないと読めないようになってますね。前は何もしなくっても全文読めたのになぁ)

多摩川のススキ

今日も向ヶ丘遊園経由で多摩川のサイクリングロードに出て、すこし走ってきました。今日は走っていても涼しくて気持ちがいいです。もう少ししたら寒くなるのかなぁ~。河原では如実に四季を感じる事ができます。 先々週くらいに走ったときは彼岸花が咲いていたのですが、今日は一つもさいていなくって、その代わりに河原のススキが逆光に映えて綺麗でした。

仮想デスクトップツール VirtuaWin が新しくなった!~記憶と場所ニューロンと仮想デスクトップ~h

愛用している仮想デスクトップツール VirtuaWin の 3.0 がリリースされているのを発見しました。矢印 キーでのデスクトップ移動もできるようになったみたいで喜ばしい限りです。さいきんまで VirtuaWin のことを Virtua l Win だと思っていて、いつも検索に苦労していました。 VirtuaWin の以前のサイトのデザインは、これ使って大丈夫かなぁと不安にさせるようなユルいデザインでしたが、今度のサイトは心なしかっこよくなってますね。 このソフトは、PowerToys のそれよりも、VirtualDesktop よりも軽くて早くて安定している気がします。 Wikipedia によりますと、そもそも我々人類の脳みそには場所ニューロンというものがあって、場所(実際の場所でも仮想の場所でも)に紐付けて物事を覚えるのは、自然な方法のようです。前にテレビで、円周率を記憶するおじさんのドキュメントをやっていたのですが、その人は毎日同じ道を散歩しながら円周率を記憶して、暗誦するときはその道をあるいているところを想像しながら記憶を呼び覚ますのだそうです。すごいなぁ~ ウインドも、メールはこのデスクトップ、ブラウザはこのデスクトップ、エクリプスはここ、などと決めておくと Alt+Tab の押す回数が激減して非常に快適だなぁと思います。

会社の食堂にはシダックスがはいっているんだけど、

最近おもうことついでに、書きますが、いま勤めている会社にはシダック○がやっている食堂ともうひとつ別の業者さんがやっている食堂があって、夕方はシダッ○スしかやっていないので仕方なくそっちで食べる事が多いのです。そこのメニューとか味とか、ほんとうにガッカリさせてくれること請け合いです。特に晩ご飯なんて、ぜったい食堂の従業員のひともマズイって思ってるはずです! きょうなんて、何かの魚のカマの焼き物 360円 だったんですけど、ふつうカマって油がのっていて箸なんかでもすぐにほぐせるようなもののはずなのに、きょうのそれはパッサパサで一度出汁をとったあとのカスかとおもうほどでした。ほんとにガッカリしたなぁ~。あれじゃあ、お魚さんも泣いてるよ。 シダックソの麺コーナーも、美味しくないのでかわりにはなまるうどんか阪急そばを入れて欲しいな。

ウォッシュレットについて常日頃思っていること

最近、会社のトイレが全部ウォッシュレットに改装して、いままでは左端だけがそれだったのが、いまでは全部ウォッシュレットになりました。 僕は4年前まで、ウォッシュレットの世話になった事がなく、むしろこそばくってもっぱらペーパーで拭いていた無頼派だったのですが、いまではすっかり愛用者になってしまいました。 でも、困った事に、ペーパー時代にはしなやかだった黄門様が、いまはデリケートな切れやすい風になってしまいました。これってウォッシュレットの弊害ではなかろうか?とかおもうのですけど。洗いすぎて油分がなくなったとか。。 ところで、今いる会社のフロアでは、隣で用を足しているひとの音が良く聞こえてきます。とんでもない水圧でゴワーっとウォッシュレットを使っているひと、延々おしりを洗っている人、ペーパーをとんでもなく使っている人、かなり僕の想像を超えたスタイルの方が多いです。 よく考えたら、あの空間でのしきたりって、子供の頃に母親とか父親とかに教わって以来、だれにも見られないし、突っ込みもうけない部分ですよね。ノーマルだとおもってるそのしぐさがアブノーマルだったりして。。恐ろしいです。

"和光" ってよく聞く名前だな

今日は、自転車用のケミカルを買ってきました。僕の持っているメンテナンス本2冊にはどちらとも、 WAKO'S がいいよ、と書いてあったのでそれを買ってきたのです。WAKO'S ってすごい独特なパッケージの色合いですが、これだけ良い良いといわれるんだから大した会社ですねぇ。 この WAKO'S に限らず、和光ってよく聞く名前だなぁ。とんかつ屋とか、銀座の宝飾屋とか、和光市とか。 そう思ってちょっと検索してみると、どうもこの、" 和光同塵 " というありがたいお言葉からとっているみたいですね。 「和光」とは自分の持っている高い道徳的品性と秀れた才智の輝きを和げる、即ち、表に出さない事を云います。 なるほど~。こういうかっこいいところから引用した名前っていいですね。 ちなみに銀座の和光は、wikipedia によると、セイコー株式会社の子会社 らしいです。ちょっとビックリ。 今日は、向ヶ丘遊園の近くを通って多摩川を走りに行きました。川べりにぽつぽつ彼岸花が咲いていて、写真を撮っている人もいました。秋って自転車ではしっているとほんとに気持ちがいいな~。

GmailUI という拡張の検索メニュー

GMail が招待制から登録制に変わって久しいですが、あの j, k, gi, s, x , jなどの vi チックな キーボードショートカット を、Thunderbird にも実装してくれる拡張、 GMailUI を愛用しているのですが、それとは知らなかった機能があることを先日気づきました。 写真をみるとわかるのですが、Thunderbird の検索窓に、Expression メニューを追加してくれるんですね。コレを使うと、from:xxx subject:xxxx みたいに、検索コマンドまで Gmail ッぽくしてくれるのだそうです。 attachment や subject, body とかも使えるみたいです。 こりゃ便利!

買ったばっかりの自転車のトラブル

買ってまもない ANTARES201 ですが、買ってからいままでに2回事件がおきました。忘れないうちにメモっておくと、 ・かって初日に自宅へ乗ってかえるとき、前輪がしっかりはまっていなかったのかリムとフォークが接触していて、ブレーキが中央からずれてしまっていた ・踏み込むとぎしぎしいうようになって、自転車やさんで点検してもらったら カートリッジBB がゆるんでいた 点検した自転車やさんでは、「いいかげんなバイトに組まれたんじゃないの?」と悪態をつかれました。ガックリ

多摩川サイクリングロードの地図

ときどきチョロっと多摩川サイクリングロードを走るのですが、 このサイト の この地図 が、良くできてるなぁと感心しました。サイクリングロードって一般の地図みても走りやすさとか、ダートがどこからどこまでか、とか全然わからないので、このような地図があると私のようなビギナーにはありがたいっす。 これ、ずーっと上流へいくと青梅までいくんですね。すごいな~。 今日はニコタマから小田急と京王線の中間くらいまで行ってみました。五本松、綺麗でした。久しぶりに松の木を見た気がしたよ。

VirtualRD というソフトを知ってしまった

去年の夏くらいに、友達が便利だといっていたので欲しくなって、ハードディスクレコーダーを買いました。東芝のRD-X37とかいうやつです。web経由で操作できたり、メールで番組予約できたり、面白い仕掛けがたくさんあるんですが、なんと、 VirtualRD というソフトをつかうと RD で予約した番組を mpeg ファイルでパソコンに取り出せるんですね。ためしに 結婚できない男 を取り出してみたらすぐに出来ました。 昨日まで知らなかったのが悔しいほど、簡単、便利なソフトだなぁ~。東芝のマシンにしてヨカッタ。

"Make:" というO'reillyから出ている本を買ったらとても面白かった

有楽町ビックカメラの地下カメラ売り場では、親王さまご誕生のノボリがかざられていましたが、そんな祝賀ムードのなか本屋のあるフロアでカナリおもしろげな本を買いました。Make: という本でオライリーから出ています。 へんな改造方法やオモシロコラムがたくさんのっていてかなり時間つぶしになりますね~。凧から空中写真を撮る方法や、ビデオデッキをつかってネコの給餌機を作る方法、パプア人が海上に住む事で熱帯の伝染病リスクを減らしている事など、電車の中でモリモリ読みました。 Make創刊に寄せて、というコラムでは、 "我々はテクノロジーを消費するだけの存在ではなく、テクノロジーを創造する人間、「Maker」にもなれる。テクノロジーを自らの必要に適合させ、生活の中に取り入れていくことも出来る。云々” といったことが書かれていますし、MITビットアンドアトムズセンター所長のニール・ガーシェンフェルドさんのインタビューはとても面白くて、 ”コンピューターが個人化したように、「工業の個人化」がおこり、さまざまな変化がそれによってもたらされるだろう”、 ということが書かれています。この記事だけでも価値があるかも!やっぱり人生にはガレージと工具セットが必要なのかな?! なんていうか、個人の営みにすごく意味を与えてくれるようで、元気がでますね、こういう本をよむと。

どうしてRubyOnRailsなんだろう?

最近、なぜ RubyOnRails がもてはやされているのか、考えるのですが、特にLightWeightLanguageが流行っているのにはどういう要因があるんでしょう? ・コンパイル不要 ・型がない (だからどういう影響があるんだろう?コンパイラーの助けが受けられない?) ・LL = DomainSpecificLanguage はある種の問題の解決に長けているから ・スクリプトじたいがそのようなものだから、設定ファイルが要らない (そもそも設定ファイルって変更時にコンパイルが要らないようにするためのものなのかな?) ・Runtime configuration みたいなものだから柔軟 そういえば、なんでだろぅ~の人って最近NHKでも見かけないね。

しゃべる!DSお料理ナビ

TVで、”オッケー” とか言いながら料理をしてるCMのをみて、やってみたいなぁ~、僕でも出来るんじゃないか?とか思っていたら、彼女の先輩が、お料理ナビを持っていて貸してくれるって言うじゃないですか!僕は初代ファミコンでギブアップしたゲーム音痴なのでDSを当然持っていないのですが、takeちゃんにお願いして貸してもらいました。 やってみるとこれ、面白いですね。たまに料理しても、作業の手順とか、要るものとか、火加減とか、もうぐっちゃぐちゃになってパニックになったりしますが、DSの中のおじさんは手順からなにからぜーんぶ一から教えてくれるので落ち着いて料理できました。 料理をやっていて一番面白いと思うのが、”何とかの素” とか使わないでも、なんでもない材料や調味料とかから、いつものあの味が再現されるところですね。不思議で面白いや。 サヤインゲンの胡麻和えと、ナスの味噌炒めを、まぁまぁの出来栄えで作ることが出来ました。DS の中のおじさん、ありがとう! でも DS に一人で話しかけるのはちょっと恥ずかしいっす。

Amazonで2399円した古本マンガが700YENで買えたよ。

最近自転車に凝っているので、昔気になっていて読もう読もうと思っていたマンガ、黒田硫黄の茄子(一巻)を検索してみました。中に、ちょっとまえにアニメ映画にもなった、自転車レースの話があったことを思い出したからなんですけど、これが古本のくせにえらい高い!Amazonでは 2399円から、となっていて、これはどうしようかなとおもってほかを検索していると、なんと livedoor books で 700円で売っていました。危うく ロングテール理論の幻想にだまされるところでした。ありがとうホリエモン! 自転車レースってテレビでもまったく観たことが無いので、こんな駆け引きをやっているのか~、とか読んでいて勉強になりました。このスペインの茄子漬け、おいしそうだ。 wikipedia によると、映画では大泉洋が声優をやっているんだって。このひといろいろ声優の仕事やってるんだなぁ~。

エアコンの掃除

最近エアコンをポチっとつけるとなぜか咳がとまらなくなるので、これではさすがにヤバいと思ってついにエアコン掃除を決行しました。ホームセンターでスプレーを買ってきて、回りに新聞紙を引いて、エアコンを開けてみると、フィルタにフワフワしたものがビッシリと!そりゃムセるわ。。 来年からはシーズン前に掃除しよう!

今日も川崎まで自転車で行きました

今日はお盆休みからか、川崎市のテニスコートがキャンセルされていたのを取れたというので、友達とテニスに行ってきました。コートがちょうど川崎駅からすこし海側にいったところにある富士見公園テニスコートだったので、自転車で行ってみました。テニスの時間も真昼間だったし、晴れていたのもあって帰りは全身汗まみれのグダグダになってしまった。。 でも、川沿いのサイクリングコースを漕いでいるあいだはずーっと海から風がふいていたので汗もかかないし快適でした。街中をこぐともう汗が止まらん! 川沿いをはしっていると、来週は花火大会があるのでこの道路の通行は云々、という案内がたくさん掲示されていました。多摩川の花火大会があるんですね~。夏の見納めに見に行こうかな。

週末に自転車で丸子橋まで行った

日曜日の夕方に、自転車に乗って多摩川沿いに丸子橋まで行ってきました。川沿いの道は気持ちがいいですね~。川の中州に木がもりもり生えていたりして景色を見ていると面白いです。川の西岸にある道をすこしだけ走ったんですが、前に遊びに行った荒川沿いの道よりせばかったです。 丸子橋あたりの河原に、柳の仲間らしい木が二本立っていて、川辺の風をうけてさらさらとなかなかナイスな音を立てていました。大阪の万博公園でみたギンドロの木はきれいだったなぁ~。あの木もポプラとか柳の仲間だったような気がしますが、その名前に似合わず、葉の色がとてもきれいだった。

スケッチ オブ シモキタザワ を買って聴きました

自転車の本 "ヤエスメディアムック145 自分で出来るロードバイクのメンテ&修理 虎の巻" を Amazon で買おうとしたら、ちょうど送料無料にぎりぎり足らなかったので、(思いっきりアマゾンの戦略に乗っかって)前に買おうかなと思っていた、曽我部さんの スケッチ・オブ・シモキタザワ を一緒に買ってみました。 小鳥のチーコさんへのインタビューとか、踏み切りをわたっているときの録音とか、面白いなぁ~。あの開発はどうなるんでしょうね。大きい道路は生活導線をぶった切ってしまいますからね。ちなみにいま気づいたんだけど、 =Save the 下北沢 のイラストが曽我部さんのだ! そんなアルバムですが、中に入っている詩で、七月の宇宙遊泳とか "UFOを待っている” なんて変テコな詩が入っているし、フレンズ・フォーエバーでは、"君と僕と公園で” なんて歌いだしなんですが、僕は思いっきり " 僕とフリオと校庭で ” を思い出してしまって、このアルバムは諸星大二郎をフューチャーしているのかと思いましたよ。とにかく イインダヨ、グリーンだよ!! な一枚でした。

今日は自転車に乗って駒沢公園までいってみた。

今日は自転車に乗って駒沢公園までいってみたよ。乗るのも3度目になってようやく慣れてきました。でもまだハンドルが遠いように感じるなぁ~。フレームのサイズをまちがえたかしらん。。 溝の口あたりを過ぎるところで、区のお祭りをやっていました。パレードやら出店やらフリーマーケットやらで楽しそうでした。ニコタマの高架をくぐって駒沢通りにでる道をあがっていく道が気持ちよかったなぁ~。多摩川が削った台地をのぼっていくわけですね。 駒沢公園では、いっつも緑色の水がたまっていたプールがオープンしていてちびっ子たちがわんさか泳いでいました。梅雨もやっと明けたらしいし、夏本番ですね~。

荒川沿い疾走!

友達のW氏が、隅田川の花火大会を女の子にドタッキャンされたので暇だから、インラインスケートで荒川沿いを走らないかと誘ってくれたので、ほんとは買ったばっかりの自転車にのって皇居をぐるぐる回ってやろうと思っていたところを予定変更して北千住まで行ってきました。北千住から新木場そばの荒川河口まで12kmを往復したんですがなかなか面白かったです。帰りに花火の音をすこし聞いたり、対岸に走ってる高速道路の渋滞をみたり、野球少年たちを見たりと。 しかし東京ってでっかいな~!体で東京のでかさを感じられたような。よく走った! 川沿いを走っていて面白いのは、街を歩いているときと比べて視野の範囲がぐっと広くなって、次の橋やその次の橋、対岸にずーっと走っている高速道路なんかを見ながら走れるところです。街のつくりがよくわかる感じがしますね。おおきいビルなんかを除いて街並みなんかは堤防の向こう側にかくれてしまうので、余計巨視的な感じがするなぁ。土手のすこし高いところをはしるので見晴らしもよくって開放感もあるし。京都にいるときも賀茂川を歩くのが好きだったけど、荒川はそれよりもずっと大きくて運動になりました。 あと、荒川をはしる自転車がすごく多かったです。しかも高そうな自転車をかっこよく漕いでる人が多い!荒川は自転車の博物館や~、って感じでした。

ドメイン特化言語って?

Ruby のことをつらつらと調べていたら、ドメイン特化言語(DomainSpecificLanguage)というキーワードが出てきました。ググって見るとこんな面白いページが。 ドメイン特化言語 話の途中から、PragDave の話が出てきて、「コード生成はいつも使うけど、Rubyでプログラミングしているときはほとんど使わない」とかいう言動が取り上げられています。RubyやLisp,Smalltalk は(Java, C#とは違って)「言語内DSL」だ、と語っています。なんだか面白い比較だなぁ~。おんなじようなことが XML と Ruby のような言語にもいえるかな。今読んでいるRails本の例文に、Rails is a full-stack, open-source web framework in Ruby for writing real-world applications with joy and less code than most frameworks spend doing XML sit-ups. というのがあって、なるほどそういうことかと思ったよ。Railsには設定ファイルらしきものはあっても、それは短いコードだったり、親クラスやモジュールだったりするので、この文章を読んでなるほどと思ったわけです。SpringとかHibernateの設定ファイルってずっと複雑ですもんね。(あんまり知らないけど) Read more at capsctrl.que.jp/kdmsnr/...

ソース男にムーミンがyahoo動画でやってる事を教えてもらったよ。

いつもつよがりばかり いっているきみでも たまにはなみだを こぼすこともあるはず ♪ とは言わずと知れたムーミンの主題歌ですけど、こないだソース男に "Yahoo 動画 でムーミンがやってるよ”ってことを教えてもらいました。むかしムーミンの再放送をやっていたときもなぜだか熱心に見てたんですよね。ミイとかスニフとか、キャラがハッキリしてて面白いですよね~。 主題歌とかゆるいストーリーとかナレーションの優しい声とか、和むなぁ~。 ところで、大人たちはスナフキンのことをどう思ってるんでしょうね?

脱アメリカ宣言 ~ベネズエラ 7年目のチャバス革命~ というテレビを見たよ

NHKスペシャルの、”脱アメリカ宣言 ~ベネズエラ 7年目のチャバス革命" という番組を見たよ。なかなか見ごたえのある内容でした。 テロ以来、アメリカというとイスラム勢力との対立が取りざたされますが、ちょっと前に読んだチョムスキーさんの本なんかを読んで、アメリカが中南米諸国にどうやって影響力を及ぼしていたかがいろいろ書かれていた通りに、中南米はアメリカにとって戦略的に扱われてきたしこれからもそう扱われる相手なんだということが、この番組をみてよくわかりました。ベネズエラは石油が出るからなおさらなんでしょう。 番組を観ると、2002年に反チャペス(大統領で左派)勢力によるクーデターが起きて一時期チャペス大統領は幽閉された、と言っていたのですが、そのクーデターを起こしたのがかつてのベネズエラの支配層である富裕層が中心となっていてその背後には米軍の将校がいたとかいなかったとか言ってました。さらに隣国のコロンビアの、もともとコロンビア国内にいる左派ゲリラを掃討するためにコロンビア国軍によって組織された私設の軍隊、パラミリタリーを米国が利用してチャペス大統領暗殺を企てているんだ、などといっていました。 番組には、アメリカの元CIAの諜報員である、フェリスロドリゲスという人が出ていて、この人物はボリビアでチェ・ゲバラを射殺してゲバラのしていた腕時計を奪って身に着けた、といわれる人が映像として写っていました。 チャペス大統領は、外国資本にやりたい放題されている石油資源を半国営化して、識字などの教育、食料、医療の支援をして貧困と戦おうとしているらしいです。番組にでてきたスラムにすむおばさんは字も書けず職もなく、大雨の度に下水管からあふれてくる水で部屋が流された、とか言ってました。 印象的なのは、教育、医療などの支援はすべてキューバから受けているということです。キューバってやっぱり特殊な国だなぁ~。裕福な国じゃないのにすごいよ。一方米国は、隣国のコロンビアに年間6億ドルの兵器援助を行って、ベネズエラに圧力をかけているらしい。 ベネズエラの英雄は、スペインから南米を独立させた(らしい)シモン・ボリバルと、チェ・ゲバラらしい。そういえばゴッドファーザーにも、キューバ革命のシーンが出てたなぁ。 チャペス大統領は、たとえ私がいなくなってもこの革命は続くだろう、と言っていた。ジム・ロジ

偶然日程が合ったので祇園祭に行ってきたよ

家族行事で実家に戻っていたのですが、たまたま暇にしている日が祇園祭の宵山だということをソース男から教えてもらったので、学校のときの友達を誘って京都へ行ってきました。 今上野でやっている”プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展”に、うちの親父殿が行って面白かった、京都の相国寺にもたくさん若冲の絵があるらしいよ、と言っていたので、ソース男を誘ってちょっと早めに行って相国寺に寄ってみました。そしたら、常設展みたいなものは無くっていまは茶道具の展示をやっている、若冲は来年におおきな展示をやるからそのときにまたおいで、と言われてしまいました。散歩して気持ちよかったからまぁいいや。 宵山はすごい人で、全部鋒や山を見てられん、という状態だったので2つ3つみてから、大宮で友達とご飯を食べて帰りました。 すごく込んでいて疲れたけど、お祭りのムードもいいもんですねぇ~。

Stan Getz And J.J Johnson の At The Opera House というCDを聴いたよ

相変わらず飽きもせずジャズのCDをちょこっと買っては聴いているのですが、こないだ手に入れた、StanGetz And J.J Johnson の At The Opera House というCDの中に入っている、Billie's Bounce という五曲目の(一曲目とは別テイクの)ものがかなりかっこよくて、iPodでその曲ばかり聴いています。 一曲目に入っている同じ曲のスピードに比べて5曲目のそれは大分はやくて、ゲッツのソロ部分の前半はイッちゃってます。さらっとした感じなんですが、ものすごく早く指が動いている感があるのにどの部分をよく聴いてみてもとても綺麗でざつなところがちっともなくて、いやぁ~、かっこいいですね!延々と水切りがつづいてる石みたい。 J.J Johnson という人は知らなかったんですけど、音がパツパツっと小気味よい感じで切れていて、それはそれでなかなかかっこよいです。

会社にモーレツに目の赤い人がいて怖い

今、会社の同じフロアで隣の島の人が、モウレツに目の赤い人がいます。気の毒なことに、どうやらウイルス性結膜炎らしいんですけど、その人は2-3日休んだあと、逆の目を真っ赤にして出社してきました。ウーム。 ウイルス性結膜炎は伝染性が強くて、子供がかかるとしばらく学校に行けないらしいです。いつ行ってもよくなるんでしょうね? まだ彼の席の周りの人は目を赤くしていないんですが、なぜか僕の斜め前のおじさんが今日めばちこみたいに右目を腫らして帰宅されました。 僕がいつも水のペットボトルを入れている冷蔵庫には目が真っ赤な人の目薬がチョコンとおいてあるし、いつ僕の番がくるのか恐ろしい。。。 (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

yum とか apt とかになれると windows のインストーラーが煩わしく思えてくるなぁ

最近ノートパソコンに FedoraCore5 を入れてゴニョゴニョといじくって遊んでいたのですが、Linux の yum とか apt とかって便利ですね~。yum のリポジトリの設定を適当にしておくとほとんど何でも最新のソフトウェアをインストールできるし、更新やアンインストールも一箇所で集中的に管理できます。ソースからコンパイルとかってもはやあんまり必要ないみたいですね。 こんなのに慣れると、windows インストーラーをいちいちいろんなところから集めてきてインストールするっていう作業がめんどくさく感じてしまいますね。アップデートの方法もまちまちだし。なんで windows 版 yum とかがないんでしょうね~? それはそうと、ノートPCの無線LANカードはどうしても動かなかったデス。windowsってやっぱ楽チンやな~。

メイリオの開発版だ!

次期windowsで使われるとか風の便りに聞いていた、日本語フォント メイリオ の開発版が紹介されていました。 http://barca.daa.jp/archives/2006/02/228_2.php わぉ!ClearTypeのアンチエイリアスもめっちゃきれい!ボールドがいまいちですが、前に使っていた、SH G30 だとアンダースコアが表示されないので紛らわしいなぁと思っていたのです。

設定ファイルを排除するということ ”Convention over configuration”

Convention over configuration は、設定の前に規則ありき、とでも訳すのでしょうか。 takeちゃんも言ってたけど、最近 RubyOnRails をいじっていて思うんですが、”コンパイル、デプロイが要らない”って便利なことなんですねぇ。いじってみて実感しました。テキストエディタでチョコチョコっと変更するともう修正がアプリケーションに反映されてる、といった感覚は新鮮です。 DIコンテナみたいに、設定ファイルをばんばん使ってモジュールを疎結合にする仕組みって、コードの変更を避けることができてその結果リコンパイルすることを避けるというメリットがアルト思うのですが、Ruby みたいなインタプリタ言語だと、コンパイルがないわけなので設定ファイルを書いているのかコードを書いているのか境目が非常にあいまいな気がしますね。

小さな骨の動物園展 に行って見た

ホーネホネロック!ということで、銀座一丁目に程近い、INAX ギャラリーでやっている 小さな骨の動物園 に行って見ました。こじんまりとした展示だったんですが、こんなに骨ばっかりずらっと並んでいるのを見るのは初めてで面白かったです。モグラのホネとかカエルのホネとかを見ていると繊細でとてもきれいだなぁと思ってしまいました。ふくろうとかペンギンのホネはかわいらしいです。彼らはホネだけになってもなかなか愛嬌がありますね~。ペンギンはガニマタです。 サギとかフラミンゴとかのホネもあったんですけど、なんかほんとに妙な比率に発達した鳥なんだなぁと思っちゃいました。足と頭がでかすぎる。ウサギのホネなどはお尻がネコとかよりも地面にちかいところにあって、もろに胴長でした。カメは甲羅の中に背骨があったよ。 会場内では、パイプ掃除の洗剤をつかって魚の骨格標本をつくる実演ビデオがながれていてそれもなかなか興味深かったです。ピンセットで目玉や肉をガシガシ引き剥がしていって、パイプ掃除液に10分ほどつけるとアーラ不思議、綺麗な骨だけの姿に。ほんと対象が魚でよかった。。 協力には、自由の森学園と、なにわホネホネ団という団体が参加しているそうです。愉快そうな団体ですね~。 自由の森学園所蔵の”スズメ”のホネは、骨だけになった2匹のスズメが枝にとまってなかよく口を寄せ合っているシーンが再現されていてなかなかシュールなできばえでした。

DHCじゃなくてDHH (Rubyの話)

最近 take ちゃんとつるんで Ruby の勉強をする羽目になってしまって、いろいろ Ruby やら RubyOnRails やらちょこちょこと調べたりしているんですが、いますごいアツい分野なのかな、と思わせられるニュースや記事を見かけますね。 アンカテさんのところで、 CNNの特集「次世代ビジネスを担う50人」にDHHがランクイン という記事をみつけて、DHHって誰の事かいなと思って調べてみると、RubyOnRails を開発した 37signals の人らしいです。すごいなゃ。 スラッシュドットのRuby開発者まつもとさんへのインタビュー記事、 "まつもとゆきひろ 答える" もとても面白かったです。 いびつであること、マイナーであることを恐れていてはいけない、たとえ周囲は理解してくれなくても。それが私からの教訓です 私がクリスチャンであることはオープンソースの動機にも関係していると思います。私のオープンソースへの動機と情熱の源は愛です。愛と言っても、恋愛の愛じゃなくて、もっと一般的なものです。それは自分自身を楽しませたいという自己愛と、人類にすばらしいものを提供したいという人類愛の両方が入り交じっています。でも、利己的な愛の方がちょっと割合が高いかな。 若い人はこういう記事をみてきっとすごくエネルギーをもらう事が出来るんだろうな、と思いました。 Read more at d.hatena.ne.jp/essa/200...

Gerry Mulligan の Night Lights の絵は、ビュッフェみたいだ

このCDは皆さんamazonのレビューで絶賛されているとおり、とても引いたカッコ良さが際立つ音楽が満載で、繰り返し聞くのがもったいないなぁと思うほどで、2曲目のギターソロもプワーンてな感じでかなーりかっこいいです。おまけの7曲の Night lights 別バージョンはストリングスかなにか分からない不思議な昔っぽい音がフィーンと入っていて面白いです。Mulligan がストリングスをバックにクラリネットを吹いているのはとっても珍しいんだ、とジャケットに書いてありました。 ところで、このジャケットの絵は、ベルナール・ビュッフェの書いたマンハッタンの絵にとても似ていてかっこいいですよね。 ビュッフェといえば、大阪は梅田の ”阪急三番街” のマスコットの、かっこいい蝶を描いていました。確か。このかっこいい三番街のサインも彼の手によるものに違いない!

"NHK 今日の健康" に会社の診療所の先生が出ていたよ!

家に帰ってテレビのチャンネルをぽちぽち回していると、なーんかみたことある女性が写っているではないですか! よくよく思い出してみると、なんと会社の診療所に来てもらっている皮膚科の先生でした。 ”NHK 今日の健康” に出演されていました。びっくりしたなぁ~。この先生には、ヤブ医者にかかってひどい目にあっていたところを助けてもらったのでとても感謝しているのです。

ライフサイクル イノベーション の紹介記事をよんで感心してしまった

arclamp.jp さんの、 ライフサイクル イノベーション の記事を読んで関心しました。なるほどなぁ~と思うことがたくさん書いてあります。この本、面白そうですなぁ。 アウトソースをする前に行うべきことがたくさんあって、それはコンテキストにかけているリソースをコアへ再配分するための動きの一部であることなど、なるほどです。 資源のリサイクルとかで、人的リソースが仕事のサイクルに引きずられてどんどんコンテキスト側に移っていってしまうのを、解雇と雇用で対応しようとすると、 企業文化を損ない、最終的には労働者の忠誠心の低下を招く。人材採用、解雇手当、研修のコストが増大するだけでなく、新規雇用、ノウハウの喪失、営業秘密漏洩のリスクも高まる。従業員全体に繰り返し動揺を与え、至る所で生産力が減少する。要するに最悪のモデルということだ。 という状態に陥るので、人的リソースはなるべく再利用すべし、みたいなことが書いてありました。なるほどなぁ。

仕事ってどこに発生するんだろうとか考えてみました

仕事にはいろいろあると思いますが、ある種の仕事は、「知識ポテンシャルの差があるところに、水の流れのように発生する」のではないかな、とか思いました。 コンサルタントと顧客の間とか、開発元と利用者の間とか、ロブと主管部とか、先生と生徒の間とか。(なんか書き出してみると当たり前ですね。。)

シンドラーエレベータは江東区にあって本社はスイスらしいよ

最近よく耳にする、 シンドラーエレベータ をちょっとググってみたところ、日本支社は江東区にあるみたいでした。職場にけっこう近いです。社長は "ケン・スミス"だって。とってつけたような名前だ。 エレベータの事故はほんとうに怖いですよね~。僕はちょっと閉所恐怖症気味でして、昔スピリッツでよんだ中崎タツヤのじみへんに、洞穴を進んでいってめちゃくちゃせまくなって前にも後ろにも動けなくなって、でも作者が閉所恐怖症だから、とつぜん穴が開いて地底温泉の女風呂に落っこちるっていうオチのなんともアレな漫画あって、あぁ~狭いところっていやだなぁ~とか思ったり、望月峰太郎の ドラゴンヘッド の最初に新幹線のトンネルから出て行くところとか読むと、ほんとこんな状況になったらどうしよう、とか思ってしまいますね。 物心ついたころからマンションっ子だったこともあって、エレベータは小さい頃から乗っていたんですけど、小学校の頃にきまって見る夢がありました。それは、マンションの最上階からどうしてもエレベータに乗らなくちゃいけない状況になって、かならず途中でエレベーターがものすごい勢いで落っこちて、さいごには一階と地下一階の間くらいにとまってしまってエレベーターから出れなくなってしまう、というものです。 さっき気になって、定型夢でググってみたら、 "落ちそうになる夢は人間の三大定型夢と言われ、 現在の地位を失いたくないという恐怖心" だ、と書いてありました。うーむ、分かりやすく思い当たるところが。。。当時は受験キッズで、毎月の学力テストがわるいと文字通りクラスが落っこちるようなえげつない塾に通っていたのでした。エレベータの夢はまさに偏差値教育の弊害ですなぁ。

ITと実生活は乖離しているのかな

takeちゃんの言っている ように、buzzword のようなハッタリが通用するのは情報技術産業が実生活や身体感覚と乖離しているからなんでしょうか? 情報は身体感覚を伴わないものだから、分かったような言葉を作りやすいし使いやすいのでしょうなぁ。

岡本太郎記念館に行ったよ

takeちゃんも最近行ったという、青山にある岡本太郎記念館に行ってきました。僕は川崎市民なので、岡本太郎美術館には行ったことがあったのですが、そちらよりもアットホームで生々しい感じがしてよかったです。庭にはバナナの木か芭蕉の木がにょきにょき生えていてかっこよかったなぁ。 館内の写真は撮り放題だそうです。

キーボードだけでFirefoxをナビゲーションしてしまおうという興味深い拡張!その名もsurfkeys と hit-a-hint!

仕事で調べものをしていてWebページなんかを見回っているときに一番つかれるのは、じつはホイールをぐるぐる回している人差し指かもしれないですね。左クリックとかスクロールとか同じような動作を猛烈に繰り返してますから、マウス操作も侮れないです。実際軽く関節炎みたいになったことがありました。 この surfkeys と、 hit-a-hint というエクステンションは、なんとキーボードだけでマウスのナビゲーションを置き換えてしまおうという野心的なものです。究極のショートカット!ショートカット好きにはたまりませんね。 この二つのショートカットを入れると、 h を押すとリンクへのヒントが表示されて、その番号を入力して、エンターをおすとちょうどそのリンクをクリックしたことになります。その際、 "Ctl +" (別のタブに開く)とかそういうリンクを押すときのショートカットも有効だそうです。 スペースを押しているあいだだけリンクのヒントが表示されて、その番号を入力してスペースをはなすとそのリンクをクリックしたことになります。 あとは、 p を押すと pg up , + を押すと pg dn , > を押すと進む、 < を押すと戻る、 k を押すとスクロールダウン、 i を押すとスクロールアップ、 o をおすと右のタブに、 u を押すと前のタブにフォーカスを移します。 j で左スクロール、 l で右スクロールという機能もあるらしいです。 分からないのが、 p/n で 検索結果の Previous, Next へ移れるという機能があるような説明が書いてあるのですが、使い方が分からんちんです。Google.com の設定がデフォルトで設定されているようですが、そもそも p が pg up とかぶってるし。 とにかく、なかなか面白い拡張ですね。これは! => とおもったら、 m で 検索結果のNext、 n で検索結果のPrevious にマップされてました。がんばってマスターしたらかなり便利かもしれませんねぇ~。ただ、サポートページみたいなところを見ていると、Gmail との相性があまりよくない様子です。。

"万能エクセルでワープロ要らず!"そんなこたぁない!

万能エクセルでワープロ要らず! という吊り広告を有楽町線の中で見つけたのは先週のことでした。 エクセル文書作成の極意は「方眼紙」と「セル結合」にあり パワポも不要!配布用のプレゼン資料もきれいに作れる とか書いてあります。恐ろしい。。。 会社では幸か不幸か、自分ではめったにエクセルを使わないんですが、よくエクセル名人の作られた資料を見る機会があります。方眼用紙とか、セル結合とか。見てる分には見やすくて大変よいんですけど、これを編集するとなると大変で大変で、セルなんかが結合してあるとホント切れそうになりますよね。なんで見栄えばっかり気にするのだ、と。見栄えを気にする資料はやっぱりワードとかパワーポイントとかで作るべきなんじゃないかなぁ。 エクセルは、"Unixという考え方"みたいに、人よりもコンピューターに使いやすいように使うべきなんじゃないかな、とそういう資料を見るたびに思っています。 ところで今日発見した Excel Tips をひとつ。 セルの書式設定のユーザー設定で、 「aaaa」と入力すると、「日曜日」と表示されるんだって。スゲー!長年謎だったことが普通にWebにかいてました。こんなのヘルプにものってないよ。。(多分) ちなみに 「gggee"年"mm"月"dd"日"」と設定した場合には、 「元号を漢字でフルで表示、年は必ず2桁で表示し、その後ろに「年」という文字をそのまま表示、 月も必ず2桁で表示し、その後ろに「月」という文字をそのまま表示、 日も必ず2桁で表示し、その後ろに「日」という文字をそのまま表示 だそうです。エクセルって便利ですな。

Python の IDE

ちょっと前に、 Python インタープリタでタブ補完が利くような設定 をみつけて、ぼちぼち使っているんですがホント便利ですね~、補完されるって。これが無いなんてもう考えられないですね。まぁ、全然たいしたことなんてかけないんですけど書いていて楽しいっす。たとえちょっとしたことでもスクリプトで効率化できるなら、時間も手間もおしみませんよ!(矛盾してる。。) windows のコマンドプロンプトも TweakUI で補完できるようにしたりして、僕は結構補完好きかもしれないなぁ~。 気をよくして Python で IDE ってあるんかなぁ~とおもってちょこっと調べてみると、 SPE , Pydev ( Eclipse Plug-In) , というものがあるみたいです。Eclipse はすごいね。 Ruby をつかう Plug-In もあるみたいです。 友達で vim でコードをよく書いている漢がいますが、僕はヘナチョコなのでコードアシストなしではやっていけないっす。 別に今の cygwin + tab補完 で結構満足しているのですが、今度この SPE って奴を使ってみようかなぁ~

the socialist Utopia in architecture! (社会主義者の建築における理想郷)

The Architecture of Moscow from the 1930s to the early 1950s.Unrealised projects というサイトを digg を覗いているときに見つけました。なんかものすごいですなぁ~。ちょっと不気味な絵が多いですね。1930年代から50年代初頭にかけての大きなコンペの応募作品らしいです。実現しなかったものばかりなのかな? インダストリア みたいな建物から、てっぺんにレーニン像が立ってる建物まで、おもしろいです。 ちょっと調べてみると、アヴァンギャルドとか構成主義とか、一番有名な時代は1920年代らしいので、ちょうど ”社会主義リアリズム” の時代に当たる作品群なのかもしれないです。

ネットをみていたら"visualcomplexity.com"というかっこいいサイトを発見したよ。

このサイトは何でしょう?よくわからんがものすごくかっこいい図表が満載です。 visualcomplexity.com これ(↓)なんてすごいですね。 Linux Kernel Graphing Project 曼荼羅みたいだ。 これ(↓)はなんと優生学の手書きマップのようです。なんか危ない空気が漂ってますね。 Radial Eugenics Diagram ほかにもいろいろカッコいい図表がありそうです。すごいサイトだなぁ~

ハウス 「六甲のおいしい水」 の 持ちやすい”ユニバーサルグリップ” はほんとに持ちやすい

家でも会社でも、最近2Lのミネラルウォーターのペットボトルをデンっとそばにおいてすごすことが多いのですが、家では近所のイナゲヤで飼ってきたハウスの六甲のおいしい水や、サントリーの南アルプス天然水を愛飲しているわけなんです。最近の2Lペットボトルのデザインは秀逸で、ちょうどペットボトルの腹にあたる部分に持ちやすいようにくぼみがつけてあって、それを ”ユニバーサルグリップ” と呼ぶようなんですが、そのせいでずいぶん持ちやすくなっています。力をいれないでも持ち上げられるので、水が飛び出すこともないです。 そのよさに気づいたのは、会社では冴えないコカコーラーの 森の水だより しか売っていなくって、それは普通のボトルなので家で飲むよりも持ち上げるのに力が要るし不便だなぁと思ったからでした。 ユニバーサルデザインって健常者にも優しいのだ、ということをはじめて実感したよ。

2.0ジェネレーターやってみました

またまた友達のソース男から、ITmedia のヘンテコな記事を紹介されて、久々に腹がよじれるほど笑いました。 妄想クリエイター集団「宙プロ」に迫る 「ぼくら自身は1.0以前。0.3とか0.5ぐらいだと思ってる。みんなが『2.0』と得意げに言うようになると置いてかれちゃって困るから、人々の歩みを止めようと思った」(内山さん)。「先に作ってしまえばみんな、2.0と言い出さないようになるかなと。けん制ですね」と、メンバーの加藤カオルさんも同意する。 「今さら“クールなホームページ”を作るのは、今からスノボ始めるくらいキツい」――1998年当時、別々のサークルのWeb担当者として知り合った内山さん、加藤さん、伊奈敦紀さんの3人は、こんなやりとりをしていたという。 笑えますわ~。ケラケラ 調子にのって やってみました 。

さっきテレビでアメリカ海兵隊がイラク市民を虐殺したというニュースがやっていたけれど、

いつも読ませていただいている、秋山東一 さんのブログに、 "戦争における「人殺し」の心理学" という記事があって、それによると、 歴史上の戦争の中で、人が人を殺すことには大きな抵抗があることが明らかにされる。ナポレオン戦争から、南北戦争、第一次、第二次世界大戦、その何時の時代にも「非発砲者」という存在があるのだ。それは驚くべき数、第二次世界大戦中の米軍兵士で前面の敵に対して発砲しない兵士は80%から85%におよぶのだ。人は人を殺したいなんて思っていないのだ。 戦後、現代戦の世界が始まる。それは心理戦、それも敵にではなく、自国の軍の兵士に対する心理戦だ。 脱感作(だっかんさ)、条件付け、否認防衛規制、兵士を殺人マシン化する訓練は大いなる成功をもたらす。ベトナム戦争には、発砲しない米軍兵士はたったの5%となるのだ。 しかし、その成功はベトナム帰還兵のトラウマ、PTSD となって、現代の米国社会を苦しめることとなる。 なんだそうだ。80% が 5% 。。ってことは、いまイラクで戦っている海兵隊も同じような、躊躇無く人を殺すための訓練を受けているわけであって、、、恐ろしいですね。

大相撲中継にまた金ぴかおじさんが写ってたよ

きょうテレビで大相撲をぼけーっと見ていたら、 また 金ぴかおじさんが写っていました。金ぴかのスーツに日の丸があしらわれた金色のシルクハットに金ぴかの巨大扇子に日の丸が書かれているものをバサバサさせながら、ものすごい盛り上がって観ているようでした。怪しいぜ!とおもっていたら、ソース男が正体を教えてくれました。 オリンピックおじさん っていうらしい。なるほど。。。

ゲド戦記 "影との戦い" と 河合隼雄先生

こないだテレビでゲド戦記の宣伝のために、もものけ姫をやっていましたが、ゲド戦記は小学生の時に近所のおばちゃんが個人でやっていた子供向けの本ばかりを集めた私設図書館のさくらんぼ文庫というところで姉と一緒に借りて読んだことがあって、大学生のころに姉が大人買いしてシリーズを買い揃えたのをきっかけに読み返したときに、すごい深い、というか、テーマのしっかりした物語だったんだなぁ~と感心しました。僕は 一巻”影との戦い” の内容しかしっかりと覚えていないんですけど、要はゲドがものすごい苦労をして、自分が呼び寄せてしまった影を、実は自分の一部であるということでほんとの名前を呼んで、全き者となる、というストーリだったような。(余談ですが、小さい頃の本の読み方っていうのは、もう自分の過ごしている時間と物語の中の時間がなんかあんまりきっちりと区別がつかないぐらいに同化してしまっていて、たとえばクリスマスの本とかを冬に読んだりすると自分もスケートをしたりプティングを食べたりプレゼントをもらったり、そんな体験をしてきたような感じがしたものです。プティングって何かもしらんのに。。そんなことを思っていたら、ある日、 高野文子の漫画"黄色い本―ジャック・チボーという名の友人" にその感じがむちゃくちゃかっこよく表現してあったので、おぉ!と思ってしまいました。この漫画は本当にかっこよいなぁ~) そんな内容と同じようなことを、前に書いた”約束された場所で underground2"で河合先生が言っておられました。引用してみると、 "それで、僕は自分でも思うんですが、僕はだんだんわからんようになる修行をしてきたみたいです。もっと若いときは、もっと分かったようなことをおもてました。ほんとに。人間「冴えてる」という時期はたしかにあるんですが、それを喜んだ人は全部だめになりますよ。” まさに、”影との戦い”ですね!

中沢新一さんの名前がサリン事件についての本に出てきてびっくりした

散歩の途中にぶらっと入った BookOff で買った、サリン事件についての本 "約束された場所で underground 2 村上春樹著" に、ちょくちょく中沢新一さんの名前が出てくるので驚きました。僕は アースダイバー で中沢新一さんを知ったのですが、 Wikipedia で調べてみる と、なんともすごい人なんですね~。 Wikipedia から抜粋すると、 ネパールにおいて、日本人としては初めてチベット仏教ニンマ派を修行。 オウム真理教が、中沢の紹介したチベットの伝統を剽窃したことが誤解を生み、1995年の地下鉄サリン事件勃発時にはオウムを擁護したとして厳しい批判をうけた。 野中英次の漫画「魁!!クロマティ高校」の登場人物・メカ沢新一は、中沢のパロディー。 など、なんともグレートなエピソードが書かれていました。ティモシー・リアリーみたい。 ちなみにこの本ですが、オウムに当時入信していた人たちへのインタビュー集になっていてとても興味深い内容でした。教団内の雰囲気や、入信した人たちの抱えていた問題や、暴走していく過程なんかがよく分かります。最後に村上春樹さんと河合隼雄さんの対談が納められていて、これもとても興味深い内容です。河合さんの話はいちいち「腑に落ちる」ところがあって面白いですね。

少し前に、"NHK プレミアム10 立花隆が探るサイボーグの衝撃" を見て面白かった

その番組の中ではねずみの脳に部品を接続して無線で操れるようにしたり、人間の脳に電極をうめこんでカメラを接続して目を見えるようにしたり、いろいろびっくりするような脳の利用技術が紹介されていました。押井守さんとかも出ていたのですが、イマイチ話がかみ合っていませんでした。 そんななかでも番組の最後に河合隼雄さんとの対談があったんですが、そこが一番おもしろかったです。 河合さんの話でおもしろかったのが、 自分の主体としての脳・意識というものは研究できないのではないか?他人の脳は研究できるけれど。 身体機能がサイボーグ技術によって拡大されると、人格の統合が保たれない危険性がある。自分が弱い存在であるという意識でずっと人格が統合されているという経緯があるのでサイボーグ技術でつよい力を手に入れてしまったときに人格がそれに耐えられるのかという問題がある。(AKIRA の鉄雄みたい。。。。) サイボーグ技術も他の技術同様、軍事技術で非常に応用が進んでいる。なぜ軍事技術で先端技術は真っ先に応用されるのか。それは、軍事技術は簡単だから。なにが簡単かというと、軍事的に考えるとすべてが勝ち負けだけで判断できてしまって勝ったもんが勝ちなんです。しかし現実は必ずしもそうでなくって、逆に負けたもんが実際は得していたりする。 こんな話をされていました。なるほどなぁ。

Google Earth の KML ファイルを書いて Play Tour するのは面白い!

ゴールデンウィークに出掛けた甲府盆地のはじっこにある勝沼はほんとに地形が目に見えるところで少し高いところに上って見渡すととても景色が綺麗でおもしろかったです。一面ブドウ畑で高い建物もなにもないし、向こうがわの山もきれいに見渡せて サ・ボンチ といった風景が楽しめました。 帰ってきてからも盆地の感動を反芻しようとおもって Google Earth で甲府盆地あたりをぐるぐる見ていたんですが、kml ファイルのフォーマットを説明したこんなページ Google Earth KML Tutorial があるのに気づきました。チュートリアルのマネをして書いてみるとこれが案外たのしくって、いくつか PlaceMark を作ってそれを Google Earth で Play Tour するとなかなかかっこいい映像がみれるのです。カメラをうごかす指示書をかいているような気になりますね~。もうちょっと煽ったほうがいいかなぁ~なんてファイルをいじっていたら無駄に時間を過ごしてしまいました。。 LookAt 要素が、視点の位置を定義しているものらしく、その子要素 longitude,latitude はそれぞれ経度・緯度で、range が画角、tilt が地面に対して垂直線を基準に何度の角度の視線かを表していて、heading が真北から時計回りに何度の方向をみているかをあらわしているようです。面白い!

MapFanWeb るーとMap はすごい地図だ

自転車生活についていろいろとWeb上で調べていたところ、この地図サービスについて紹介してあるサイトがありまして、 MapFanWeb の "るーとMap" というサービスを使ってみました。 地図サービスというと、GoogleMaps ぐらいしか思いつかないのですが、友達のU君に振ってみたところ、MapFan は GoogleMaps のずっとまえからあった有名なサービスとのことでした。 この るーとMap はぜんぜん Ajax とかそういうのじゃないんですが、出発地点と目的地点と通りたい道の優先条件を指定すると、ルートの走行距離やまがる交差点ごとの詳細地図をまとめた印刷用ページなんかが出力されます。すげー便利!関心してしまいました。これはツーリングとかサイクリングとかカーナビが使えない移動に最適ですよね~。 利用には無料の会員登録が必要なようです。ちょっとめんどくさいなぁ。

Firefoxの拡張をまるごとバックアップする拡張(なんのこっちゃ)

Firefox Extension Backup Extension (FEBE) Firefox の拡張を検索していたら、こんなものを見つけました。なんでもインストールしている拡張をまるごとバックアップする拡張らしいです。これだと会社の firefox 環境を簡単に自宅にも持ってこれますね~。拡張って探してインストールするのが案外めんどくさいのでこれは重宝するかもしらん。 gmail とか delicious とか bloglines とか、ああいうサービスが便利だなぁと思うのは、会社で使う環境も自宅で使う環境もおんなじにしておけるというところに感じ入っているのであって、いくら便利でもそのマシンでしか使えない、というものにはだんだん不満を感じるようになってきてしまいました。

表徴の帝国

表徴の帝国(ロラン・バルト) という本を読みました。本文より解説・あとがきの方がむつかしかった。。。読んでいて意味が30%くらいしかわからなかったよ。 内容は日本文化に関するエッセーなんですが、”アースダイバー"の序文とそっくり同じことが書いてある章がありました。 中心ー都市 空虚の中心 という章の中に、東京は中心(皇居)を持っていながらその実体はなく無である、というようなことが書いてあって、アースダイバーの序文では フランス人の友達がタクシーに乗りながらそのようなことを言ったことになっています。友達は表徴の帝国を読んでいたのかな? そのほかにも、文楽に関するくだりがとても面白かったです。西洋における演劇と文楽とがいかに異なるかについて書いてありました。文楽は見たことないけど、へぇ~、と納得させられる内容でした。たしかに人形を操っている人が丸見えというのはすごいことですよね。本に載っていたモノクローム写真も不気味な感じでとてもよかったです。

Google の SketchUp ってすごい面白い!

takeチャンがあろうことか会社でいじくっていて楽しい楽しいと言っていた SketchUp というソフトで遊んでみました。SketchUp という会社は March 14, 2006 に Google に買収された 会社らしいです。なんでも Google Earth にくっつけるために買ったとか。アメリカの都市とかを GoogleEarth で見ると 3D ビルディングとかを表示できますが、アレのことかな? 遊んだっていってもチュートリアルをやっただけなんですが、これが面白い!! 昔大学で 3D CAD を使っていた先輩もいましたが僕は全然つかったことがなくって、難しそうだし重そうだしと敬遠してたんですが、これなら遊べそうだなぁ。軽快に動くし、正確にモデリングするというよりもスケッチって感じかもしれないけど、粘土で遊んでるような感覚を味わえました。 3D Warehouse とかいう Flickr の 3D モデル版のようなサービスもあるようです。もうすぐ GoogleEarth にもつなげられるような事も書いてあったような。(今でも GoogleEarth から地べたの写真をとってこれるようですが)

"Two of a Mind" 音楽はすり減るか?

最近、Gerry Mulligan, Paul Desmond の "Two of a Mind" というアルバムをバカみたいによく聴いているんですが、このアルバムの表題曲 "Two of a Mind" という曲が特に大好きです。ピアノレスで、左右から掛け合い漫才のような感じで演奏が進むのです。お互いが「俺が俺が」って感じじゃなく、絶妙な絡み具合で進行するので聴いていてとても心地がいいなぁ~。 あんまりよく聴くので、昔大学のときに友達のI君がよく言ってたことを思い出します。製図室という作業部屋があって、そこにあった粗大ごみ一歩手前のコンポでみんなが持ち寄ったCDをかけながら作業をしたりするんですけど、I君が持ってきたかっこいいCDを、”さっきのもう一度聴こうよ!”とか言うと、「感動がすり減るからダメだよ。」といって、「もったいねぇもったいねぇ」といってCDをしまってしまい、二回連続では絶対にかけてくれないんです。僕はかまわす好きなCDはバカみたいに聴いてしまうんですが、たしかに飽きちゃうこともあったりするので、I君の言い分はなんか分かるきがするなぁ~。

自転車が猛烈にほしくなってきた

職場の先輩に、結構な距離を自転車通勤している人がいまして、その人の話を聞いているともうなんかめちゃくちゃなんですが、(バスの後ろはスリップストリームがあって楽に走れるんだ、一番いいのはミキサー車、道路のマークの上が一番楽に走れるんだ、等)話を聞いているととても楽しそうで、僕も急に自転車がほしくなってきて、最近自転車通勤のこととかちょっと調べたりなんかしています。 本屋さんにいくと、昨今の環境に対する関心の高まりからか、自転車通勤を取り上げた本や、ポタリングを取り上げた本なんかか結構ならんでいて、みんなそういうこと考えてるんだ~とか思います。何でも、クロスバイクとかフラットロードとかそういうジャンルが入門者にはいいみたい。自転車通勤してこの東京で人間性を回復したいぜ!! そういえば昔、ちょびひげくんが京都でのっていた黄色い自転車はかっこよかったなぁ~。宝ヶ池通りの自転車ビルダーで体にあわせて組んでもらったとか言ってた気がして、調べてみたら そのような店 があって結構なお値段がしました。。。やっぱりオーダーメイドは高いね。

インラインスケーティング in 駒沢公園

先週末に友達のワカサマと駒沢公園までいってインラインスケートをしてきました。Webで T字ストップ を勉強してから行ったので、下り坂があまり怖くなくなりました。このサイトが妙に詳しくストッピングのテクニックを解説してありましたよ。 Techniques - Stopping, backwards skating, etc. このパワースライドってのをマスターしてみたいなぁ~。 半日ほどバカみたいに滑って帰ってきました。ちょっとは上達したような。 滑ってる感覚が楽しいし、ゆるい坂道をすべったりするので運動になる気がしますね。

よくできた仕事の仕組みってなんだろう?

人の話を聞いていると、特定の人ばかりに負担がかからない、チームとしてパフォーマンスを出せるような仕事のプロセスってどんなだろうって考えます。 僕がいまいる会社でも、経費精算のシステム、外工さんの受け入れ手順、労働時間報告のシステムからセキュリティ事故報告のフローまで、たくさん"仕事のプロセス"があるわけですが、それがもう見事なまでに必要な情報がイントラ内に隠されるようにバラバラに置かれています。手順もそれぞれ個性的で、提出する書類も妙に凝ったエクセルシートだったり手書きをさせるようなワードファイルだったりいろいろです。(そして大抵印鑑が必要です システム会社なら、”必要書類はすべて XML で提出してください、スキーマは以下のURL公開してあります 認証のためにデジタル署名を行ってください" ぐらいにならんもんかな~) 話がすこしそれましたが、なぜこんのような、ユーザーに理解されにくいプロセスが蔓延することになるんでしょうか? 思うに、管理する人は自分の存在意義を増すために、管理の範囲や専門性を高める傾向があるんじゃないかな、と思います。書類はどんどん専門化していってタコツボ化していき、しかも管理項目をなるべく増やそうとする性質があると思います。 一方、管理される人はたまーにしかその仕事のプロセスを実行しなかったり、やらされている、というモチベーションの低さから、何をどうしていいか分からない・理解しようとしない状態だし、マニュアルを読むにしてもそういう理由からどこに何が書いてあるかわからないし探すのも面倒だから適当にしてしまう、という事態になるのではないでしょうか。 というわけで、仕事のプロセスを、なるべく単純に、管理項目を少なく、具体的でわかりやすいマニュアルを整備して誰もがWebで見ることができるような分かりやすいURLに置く、ということを管理する人が徹底すべきじゃないかなと思います。 もうひとつ、権限が管理する側に集中してしまうことも、主体的にプロセスに取り組む姿勢を阻害している原因になっていると思います。なので、なるべく裁量権を、そのプロセスに主体的に参加すべき人たちに移していくことが大切なんでしょうか。

"UNIXという考え方"を読んだよ

takeちゃんにすすめられた本、"UNIXという考え方"をよみました。なかなか面白かったです。本の頭にいきなりこんな興味深い文章が書いてありました。 "UNIXの創始者たちは、ある極端なコンセプトからはじめた。UNIXは「ユーザーは、自分たちが何をしているのかを分かっている」という前提に立っている。たのオペレーティングシステムの設計者が、初心者から専門家まで幅広いユーザーを受け入れようと苦労しているとき、UNIXの設計者たちは「何をしているのかが分からないのならここにいるべきではない」という不親切極まりないアプローチを選んだのだ" これには、なるほど!と思ってしまいました。マカーが1ボタンマウスに固執するような姿勢とおなじくらいとんがってますね。このことはこの本で述べられている、”一番難しい10パーセントを無視してよいのであれば、世界中のほとんどの問題はすぐにでも解決できる。”の90%問題という姿勢に全く基づいている考え方だなぁ。 そのほかにも、小さくてシンプルなプログラムが優れている、だとか、仕様書に重きをおくべきではなくプロトタイピングが大切である、とか、少し前にはやっていたアジャイルプログラミングで取り上げられている内容と似た話が語られていました。問題の内容って昔も今もあまり変化していないんですね。 そのほかにも、データ互換性の重要性について熱く語られており、ASCIIを用いるべし、としてあります。これは今XMLがもてはやされている背景とかぶりますね。 そのほかにも印象的なフレーズが書かれていましたよ。 "コンピュータの出現以来、書かれてきたすべてのプログラムはフィルタだ" この言葉も非常に含蓄がありますなぁ~。 ほかにも、オープンソースに関する話題も触れられていて面白かったです。

ネコがイヌを襲っていたよ

駅から家まで帰る途中に、マンション脇にある空き地があってそこに野良ネコ一家がくらしていて、よく餌をもらったりしているのを見かけます。もう子ネコも親と同じくらいの大きさになっていて、ネコは成長がはやいなぁ~とか関心していたんですが、昨日の夕方に帰り道を歩いているとおばちゃんの悲鳴が空き地の方から響いてくるではありませんか。 なんだろう??とおもって空き地の方を見てみると、おばちゃんが自分のアイフル犬のような愛玩犬を抱き上げて野良ネコから救っていました。どうやらネコがイヌを襲おうとしていたみたい。ネコは全然引き下がる気配がなく、おばちゃんが足で蹴るまねをしてもその足に噛み付く勢いでした。 結局そばを通りかかった中学生が足を踏み鳴らして野良ネコを追っ払ってました。やっぱり子ネコを守るために攻撃的になってるのかなぁ~。しかし、だてに野良じゃないな!

御茶ノ水でインラインスケートのプロテクターを買いました

日曜日は珍しく午前中だけ休日出勤だったので、街に出たついでに友達のwサマと昼飯でも食べようと有楽町で待ち合わせていると、現れた彼は突然「献血がしたい」と言い出したので、したいようにさせておきました。妙にすっきりした彼に、先週駒沢公園でインラインスケートであそんだんだ、という話をすると、もともと学校にいたときにはたまに一緒にインラインスケートで遊んでいたこともあって、その場で神田までいってインラインスケートを買いに行くことになりました。 御茶ノ水をテクテク歩いていると、インラインスケート屋があったので、wくんはその店で2万くらいのソフトブーツの物をかっていました。高いのは5-6万するものもあってびっくり。僕も新しいのが欲しくなりました。プロテクターを一緒に買うと一割引きしてくれる、というので、ぼくもプロテクターだけ買ってみました。よーし、これからすべるで~! そういえば御茶ノ水の交差点にあった雑居ビルに、コアな男性たちの500mくらいの行列ができていたので、近づいて確認してみたところ、"飯田里穂"のサイン会、と書いてありました。とにかくハンパじゃないくらい行列が長くって、それでその列はぜんぜん動いていませんでした。きっと一人一人の握手がながいに違いない。 御茶ノ水、すごいな~!

美輪明宏が寺山修司のことを紹介する番組がNHKでやっていて面白いよ

NHKの 知るを楽しむ という番組で、私のこだわり人物伝ー私と彼のただならぬ関係ー という名前で美輪明宏さんが寺山修司について語っているシリーズがテレビでやってました。ビデオにとって昨日みたんだけど、やっぱり面白かったです。 寺山修司が実際にしゃべっている映像とかも始めて見ることができました。本だけ読んでいると、どんなにか威勢のいい人なんだろうか、と想像していたんですが、美輪さんいわく”とてもシャイ”だったそうで、インタビュー映像をみてもそんな感じでした。 演劇の映像とかも流れていたのですが、うわ~といった強烈な衣装と内容でしたよ。これがみんなに受けた時代があったんだなぁ~! 後輩の友達から借りっぱなしの "書を捨てよ、町へ出よう" を引っ張り出して読んでいると、すごいイメージの連鎖が繰り広げてあって面白かった。 僕はもともと詩とか全く興味がなくて、学校の国語の時間なんかに読む詩なんて、てんで心に響かなかったんですが、最近はそうでもなくなりました。この本に書いてある、私が娼婦になったら、の終わりの方とか、結構ぐっときますね。 寂しいときにはベッドにはいって  たろうのにおいをかぎ うれしいときには窓に向かって静かに  次に起こることを待ち 誰かにむしょうに合いたくなった  らベッドにもぐって 息を殺し  て遠い星の声を聞こう 井伏 鱒二 が漢詩 中唐の詩人于武陵の「勧酒」(酒を勧む)を訳したらしい、 花に嵐のたとえもあるさ さようならだけが人生だ もこの本で知りました。 次回の放送分を見るのが楽しみです。

python の 対話型入力編集で bash みたいに補完してくれる方法がチュートリアルに書いてあった!

python のことをチョコチョコっと調べてみたら、 対話入力編集とヒストリ置換 というチュートリアルを発見しましたよ。 python って対話式にスクリプトを入力できるので実験しながらしか書けない初心者にはうってつけですね。 Python におまけでついてくる idle は上キーを押しても昔のコマンドを覚えていないし、Tab を押しても補完してくれないので、語句を正確に一字一句入力しないといけないし、あんまり便利ではなかったのですが、このチュートリアルのとおりに cygwin で設定すると、bash みたいに補完&ヒストリ機能が python の対話型インタープリタで使えるようになりました。すげー便利! python,まめに使ってみようかな、と思いました。

”意味がなければスイングはない” ”英語を学ぶ人のための英語史"

村上春樹の"意味がなければスイングはない"を読んでみました。帯の文句がかっこいいなぁ~ 月が消え、恋人に去られ、犬に笑われても、 なにがあろうと 音楽だけは なくすわけには いかない。 ですって。確かに僕も高校生の頃から聴いてる歌もあるし、つらいときの現実逃避にはたいてい音楽を聴いていたり、そういう意味では昔からずっと変わらずに一貫して世話になっているし、どんな友達よりも音楽の方が付き合いが長いかもしれないなぁと思ったり。 肝心の本の中身ですが、取り上げられている中では聴いたことのない人の話も多かったんですけれど、面白かったです。僕には音楽を聴いてもここまで感じ取れんなぁ。 ブライアン・ウィルソンの話を読んで思わずビーチボーイズを聴きなおしてみました。 スタン・ゲッツの闇の時代、は読んでいておもわずゾクゾクしてしまった。ウイントン・マルサリスは最近 Apple の CM に出てた人だよね。 ブルース・スプリングスティーンの話と、ウディー・ガスリーの話を読んだら、アメリカの事がちょっと分かって面白かったです。(ウディー・ガスリーって toy story の woody とは関係ないのかな?) 引用してみると、 "もちろんアメリカにそれまでワーキング・クラスを描いた文学や音楽が存在しなかったわけではない。しかしエリック・オルターマンが指摘するように、ワーキング・クラスや貧困階級に属する人々を主人公とする作品は、純粋な芸術である前に、まず「政治的なもの」として分類されてしまう傾向がアメリカ分断にはあった。それにはひとつにはアメリカの文化や芸術が基本的に東海岸を中心とする知的エリート階層によってリードされているということが原因になっている。... そのような動きは、50年代前半にアメリカを席巻したマッカーシイズムによって、徹底的に壊滅させられてしまった。それ以来、アメリカのメインストリームに対してノーを叫んだ芸術運動としては、50年代のビートニク世代や、60年代のヒッピー世代などがあげられるわけだが、どちらのムーヴメントもワーキングクラスとはほぼ無縁の世界で展開された運動だった..." ボーン・イン・ザ・USA は物語が閉じられていないがために、殺伐とした歌詞が単純なアメリカ礼賛の歌として曲解されてベストセラーになったんだ、と書いてい

駒沢公園近くを散歩してみました

今日はとても天気がよかったので、このまま家にいてはきっと夕方ごろに、あぁ、外へでかければよかった、って後悔すると思って、駒沢公園近くを散歩してきました。ちょっと前に駒沢公園をちらっと通った事があって中にサイクリングコースがあるのを覚えていたので、もう3年くらい使っていない インラインスケート を持っていきました。楽しかった~! おっかなびっくりで滑っていると、なんと公園でばったり友達に会いました。彼もバイクに乗ってひとりでブラブラしていたらしい。 帰りに少し遠回りして帰っていると、さっすが世田谷区、大きい家がたくさん建っていました。そのなかに家の前に警備員さんがちっちゃい小屋の前にスタンバってる家があって、横目で表札を見ると「小沢」の文字が。。ひょっとして、と思って、「小沢一郎 駒沢」でググってみるとやっぱり!!庭の池にはコイとか泳いでるんだろうか。 そのまま246の方へ歩いていると、すごい景色がみれました。ここはほんまに東京かいな?と思わせるような風景で和みましたよ。なぜか黄緑と黄色の大きいインコがたくさん木の上に泊まっていました。 確か、 この辺り でしたよ。また行ってみよう~。

WordPress という blog サーバを職場で立ててみました

梅田さんが Web進化論の中で、Blog はとてもよい知的生産性向上ツールだ、といっておられるのを見て、会社でも WordPress というblogサーバを立ててみました。 つかっていた MySQL が 4.0 で古いこともあって、UTF-8 で日本語表示するのをあきらめて EUC-JP にした以外は簡単にインストールできました。インストールしたのは、 日本語にカスタムされているらしい版 です。 最先端とうたっているだけあって、かっこいいしいろんな機能満載で使っていて楽しいです。 一番びっくりしたのは、本質的じゃないんですが、WYSIWYGエディタの領域がドラッグで広げられるところです!びっくり!AJAXってすごいな~。Blogger でも当然できないもんね。 サイトのRSS や、タグ別のRSS だって出力できてしまう優れものですよ。これは飽きずに使えそうだなぁ。

"I Loves You, Porgy" が入っている CD を再発見したよ

I Loves You, Porgy のことは、Nina Simone の CD を買った時にちょっと調べてみて、「あぁ、ガーシュインのオペラの中の曲で スタンダードナンバーなんだ」と覚えていたんですが、今日久しぶりに Bill Evans Trio の Waltz for Debby を電車の中で聴いていたら、アレ?これなんか聴いた事があるような、と気づきました。どれ、っと曲名を確かめてみたらボーナストラックで収録されていたソレでした。ずーっと I Loves You, Porgy という曲を知らなかったので気がつかなかったんですね。いや~びっくりした。 このベタですが大好きな CD、 Waltz for Debby は僕が大学で(ある事情で)5回生をしていたときに、滋賀県の守山市で骨折して3ヶ月間入院しているときに初めて手に入れたジャズのレコードで、病院にいる間中かなりの回数聴きまくっていたものです。 僕はそれまでポップスやロックや歌モノしかほとんど聴いた事がなかったので、「時間も腐るほどある事だし、歌とか長い間きいていると飽きてしまうから、ここは一つ、今まで聴いた事のない音楽を聴いてやろう」、と思って、友達のI君から薦められた Glenn Gould のゴールドベルク変奏曲 と前からピックアップしていたジャズのCD を母親に買ってきてもらったのです。それらをベットに寝転びながら暇に任せてよく聴きました。 最初のうちは、かっこいい音楽だってことは分かるんですけどイマイチよくわからなかったのです。分からないから聴いていてもあんまり楽しくないし。それでも繰り返し聴いているとだんだんテーマとかが分かってきて楽しくなってきました。 それで思ったのですが、音楽にも基本単語というか規則というかそういうものがジャンル毎にあるんじゃないかなぁと。たとえばJ-POPとか(書いていて小恥ずかしい...)ヒットしやすいように作られた曲は、なぜ分かりやすいのか。それは、その曲が使っている"要素"を僕たちは普段からテレビやらそれ以外のヒット曲からトレーニングされて理解できるようになっているからじゃないかと思うんです。その結果、僕たちの耳にすぐなじみ、よく売れる、といった仕組みになってるんじゃないかな~。 逆に、ジャズやクラシックについての、そういう要素を感じ取る能力が

無料オンラインファイル置き場 "Box.net" っていうのがどうも流行っているらしい

Box.net っていうのがどうも流行っているみたいですね。メールで送れないファイルを送るにはいいかも知れないなぁ。 トップページには、Synchronize and backup folders という文字が!そんな事も出来るのか。。(これには別にアプリケーションをインストールする必要があるみたい) RSS フィードまでついている様子。1G までフリーだって。ファイルサイズは(\無料だと)10MBまでの様子。 早速 sign up してみました。

GoogleMapsMania に GIS ソフトのような画面がでていたよ

Google Maps Mania: U.S. Census Bureau Google Maps webをちらちらっと見ていたら、統計情報を Google Maps とマッシュアップしたサイトが紹介されてました。これすごいですね~!! 昔、学校にいたときに、ArcView とかいう GIS ソフトを使ってリモートセンシングの研究をしている先輩がいましたが、そんな画像を見ているようでした。 ためしに、リンクされてるサイト、"World Wide Webfoot - Census / Google Maps Mashup" の "Race and density" を見てみると、White, Black, Asian が サンフランシスコできれいにすみ分けてることが分かったりで面白いなぁ~ "Household composition" とかをみると、独身の人がどういう分布ですんでいる、とか、子供のいる家族はどこにいる、とかが表示されます。

Unix シェルの パイプ、リダイレクト ってなんか メッセージ指向 と似ているなぁ

コンピュータに触れたときから GUI だった僕ですが、UNIX系のシェルをわけわからんなりに勉強してみると、そのシンプルな道具をいろいろ組み合わせて柔軟に使うと何でも出来るとても強力な道具になる、ということの便利さに魅了されてしまいます。 とっつきにくくて今でも十分に使えないですけど、一つ一つの出力を文字ストリームにしてそれを次の処理へ渡していくというアイデアはなるほどと感心させられますね。文字が一番互換性のあるデータ形式だと。 これに、データ自身の構造情報、スキーマ情報を足して XML をやり取りするようにすると、ESB の件で勉強したメッセージ指向の考え方と同じになるなぁ~とふと思いました。シェルの欠点は出力のフォーマット形式を完全に把握しておかなくちゃいけないというところですね。 そういえば、Longhorn のシェル、MONADO ってどうなったんだろ?

iTunes を他の PC からコントロールできるのかな?

とおもって、ちょろちょろっと検索してみると、 PHP と Webサーバ の組み合わせで出来るようです。シェアウェアのソフトとかもいくつか出ているようですけど。 僕は今、気合で VNC を使って音量調節とかしてるんですけど、いかんせん画面が遅れてきてイマイチなのです。 How-To: Control iTunes from any web browser Apache と PHP までインストールしたのに、かんじんのスクリプトファイルがダウンロードできずに断念。。。。 control iTunes from PHP

EnterpriseServiceBus と Java Business Integration と EAI

永らくよく分からなかった ESB とか SOA とかそういう話が、この記事をよんで少し分かったような気になりました。いい記事ですね~。 JavaWorld Online - 概説JBI ほかにも、しばらく一緒に仕事をしていたSNGさんに、O'REILLY の ESB 解説本、「 エンタープライズサービスバス ― ESBとSOAによる次世代アプリケーション統合 」を借りて読んだんですが、こちらもなかなか目から鱗がおちるような本で、BEA の ALSB とかそういう製品と ESB はちょっと違うんだということがよく理解できました。

FlickrBlogをちらっと見たら "Eye Of The World" という記事があって、フランスのCPEに反対するデモの写真が出ていた

ソース男のyanchiが Flickr に写真をアップしたので見てくれと言っていたので、今日の昼休みに Flickr をちょっとのぞいてみました。トップページに FlickrBlog というコンテンツへのリンクが張ってあって見てみるとすごい写真が載っていました。 フランスの 新規雇用契約(CPE)に反対するデモの写真 が、CPE というタグでズラーっと見ることができます。ニュースでも見ることができないようなライブ感あふれる写真、一般の人たちがとった写真をたくさん、タグで整理された状態で見ることができるんですね!まさにその記事の題名とおり、"Eyes of the World" にふさわしいtagですね。 これこそ "参加のアーキテクチャ" だなぁと思わせられました。

法律をセマンティックに表記したらどうなるかなと想像してみたよ

友達のTくんから久しぶりにメールをもらって、前にTくんと話していて妄想した内容をふと思い出しました。Tくんは仕事柄法律に詳しくて、新しい法律をつくるときにはいままでの法律と矛盾した内容がないか、似たような法律がすでにないかを徹底的にしらべるような作業があるんだよ、といったことを話していました。 もし法律がセマンティックな構造で書かれていたら、こんな面倒な作業ってコンピューターで一瞬にして済ませちゃいそうですよね。たとえば何かに対する規制がどのような内容になっているかは、その何かに対する規制すべての論理積をコンピューターで出せばよい、とかそんな風に。 きっと法律ってそんな風にがちがちに論理的には組まれていなくって、人の”人間的な判断”みたいなものが必要なんだろうと思いますが、それでもある程度まではうまくいくんじゃないかなぁ~とか思います。

大相撲をみてると観客席によく見かけるおじさんがまたいた!

大相撲がもうじき千秋楽だなぁということで、テレビですもうを見ていたら前にへんな人がいるなぁとおもって覚えていたおじさんがまた映ってたよ。 彼は金ピカのシルクハットに日の丸をくっつけたものをかぶって応援してます。彼はいったい何モノなんでしょうねぇ??

"Thunderbird に GMail のユーザインターフェイス(ショートカット)を付け加えてくれる拡張"をためしてみたよ。

Webインターフェイスのアプリケーションを普通のアプリケーションがまねるなんて、普通と逆のことが起こっていますよ!この拡張では。 確かに gmail をつかってると、j,k,(x),y で inbox の中を整理していくのがあまりに子気味良い動作なので癖になってしまうので、このエクステンションを作ったひとの気持ちは理解できますねぇ~。まるで vi をつかってるみたいな感覚ですもんね。

必要は発明の母とはいうけれど、

ちょっと前にお盆を買いました。木の合板で出来たちょっと小さめのトレイです。 いま住んでいるところが、部屋のなかに水周りが無くって、コップとか食器を洗いにいくにも廊下に出ないといけないんです。特に不便も感じずにお盆なして3年間近く暮らしていたんですが、あるとき、食器がおおくてもちにくかったので近くにあった工具ボックスのふたに食器を置いて持っていったらこれがかなり便利で、それで初めてお盆を買おうと思ったわけなんです。 車輪の再発明 をするな、とかよく言われますが、お盆の再発明をしてしまったみたい。。。 必要は発明の母とはいいますが、まずその「必要」を取ることが難しかったりしますよね~。必要とおもったけどやっぱり要らなかったりというのもままある話ですが。 僕はちょっとしたツールとかが好きなので、仮想デスクトップソフトとか、Widgetとか、クリップボード履歴ソフトとか、あっても無くてもいいようなものをいろいろ試して使ってみたりするのが好きです。自分が便利だなぁ~とおもっても、その「必要」なことを他の人に伝えるのってなかなか難しかったり、結局「必要」とおもってたものがあんまり必要じゃなかったり。。その無駄な感じがまたいいですよね~

"Google Dreams Big"

Google Dreams Big いう記事に、google analyst day(?)というイベントの資料があるとかで、ダウンロードしてみてみました。なーんかポップな資料ですね!びっくり! p13 にこんな文章がありました。 ”Encourage our large user base to actively contribute metadata that leads to better search results.” google も 参加型 になってタグ付けとかするようになるんでしょうか??謎。

"巴里の空の下オムレツのにおいは流れる"をよんでみたよ

ひよさんがちょっとまえに紹介しておられた本、"巴里の空の下オムレツのにおいは流れる"を読んでみました。Webで見た2,3日後に、新聞のコラムに同じ本の紹介が出ているのを見て、これはひとつ買って読んでみるか、という気になって読んでみました。 読んでみると面白いですね~。パリで生活してるひとの食生活なんて想像もつかないからフムフムと面白く読めました。食べ物の文章といったら日経にのってる小泉武夫先生(いまふと思ったけど、SBI の北尾さんに顔がにているような気がする。。)のコラムぐらいしか読んだ事がなかったんだけれど、いろいろ知らない料理がでてきて、あんまり美味しそうだからためしに作ってみたくなりますね。 本に出てきて、気になった料理は、ジャガイモのノルマンディ風(?あってたかな?)と、なんかトマトの中身をくりぬいて作る料理と、オニオングラタンスープと、ブイヨン・ベースと、ジャガイモの冷たいスープと、”レ”のゼリーと、他にもたくさんあったけど忘れちゃった。 また、フランス人は肉を食べる民族だから、日本人が魚を隅々まで無駄なく食べるように、牛を隅々まで無駄なく食べる料理や食習慣があるんだよ、という紹介が面白かったです。 やっぱり古い本らしく、オーブンのことを天火とかいてあったり、マンゴーがとっても珍しい果物のように書いてあったり(たしかに最近ですよね。はやりだしたのって。)、エスキャルゴ(こう書いてあった)の紹介がしてあったり、そういう面でもたのしめました。

セキュリティの問題を人力で解決しようとしている。。

ウィニーのせいで起きた情報流出など、セキュリティの話題が最近ホットですが、僕がいま勤めている会社も例外ではなく、USBメモリーの使用から書類の片付け、サーバーにおくファイルの管理、モバイルPCの持ち出し、入室履歴に至るまで、ものすごい勢いで管理体制が作られています。たしかに情報漏えいなんかしてしまったら大問題になってしまいますし、企業活動を続けることが困難になるなんていわれるくらいですから、情報セキュリティ管理はとても大切だとおもいます。 でも、セキュリティを高めると、組織が官僚化して管理コストが上昇し、業務効率が落ちるのは避けがたいことですよね。2つはトレードオフの関係だと。その点、うちの会社なぞ、こんなルールまじめに守ってたらとてもじゃないけど仕事にならないような、とても大変な管理体制になりつつあります。 問題はその管理方法にあるんじゃないかと。というのも管理する項目についていちいち”なんとか台帳”みたいなエクセルファイルをつくって、そのなかの膨大なセルを目視&手作業で埋めていかなくちゃいけないんです。ローテク。。しかもあんまり台帳やチェック項目が多いもんだから、そのための台帳ができる始末です。。 こんな状況だと、Web進化論の中に書いてあった、グーグルのエンジニアリング担当副社長ウェイン・ロージングが、(googleNewsの)編集に人を介在させないことについて聞かれたときのせりふが頭にもぁ~っと浮かんできます。 「人間なんかつかうわけないだろう。グーグル・ニュースはエンジニアリング・ソリューションなんだから」 エクセルの台帳を更新するたびに、セキュリティ管理の仕組みは、人手をなるべく減らせるようにIT技術をもっと積極的に使うべきだ! と思ってしまいます。

仕事の休憩時間中に web をみていたらこんな記事 "The Best Web 2.0 Software of 2005" があって面白そうだった

web を休憩がてら眺めていたら、 "The Best Web 2.0 Software of 2005 " という記事があって面白そうだった。 delicious, digg, flickr とか有名どころも載っていましたが全然知らないところもあって、今度ためしてみようかなぁ~と思ったり。writely などは先日 googled しましたよね。なになに、オンラインの MS Word なのかなコレは? 便利そうですね。今度ためしてみよう!

神田で入ったお蕎麦屋さんにはバイトらしい人が一人もいなかった

しにせ、は、”先代の仕事を守って、仕事を似せる”「仕似せ」からきたそうです。 こないだ神田へでかけたときにお昼ご飯に近くにあったかっこいいお蕎麦屋さんにおいてあった、神田味見新道というリーフレットに書いてありました。入ったお蕎麦屋さんはそのチラシにも書いてあるし有名そうなので後からネットで調べてみると、蕎麦の御三家(!)とか紹介されていて、なるほど、細くって白くってこしがあって、おいしいわけだと納得でした。 味も(いつも食べているシダックソの蕎麦と違って)美味しく驚きだったんですが、もっと面白かったのがお店の中におんなじ格好をしたおばちゃんが大勢クルクルと要領よく(多分)働いていたことです。お昼時に入ったのでお客さんがいっぱいでとても忙しそうで、店の奥におおきなカウンターみたいなテーブルがあって、そこにお上さんらしき人がすわっていててきぱき指図してました。それでおばちゃんたちもクルクル給仕をしながら甲高い声で”ありがとうぞんじま~す”とか妙な掛け声をだしていて、あぁ、最近こんな忙しそうなお店でバイトの人が働いていない感じってないなぁ、と思ったのでした。お寺の中にある食堂みたいなところってこんな感じだったかなぁ?老舗ってすごいね。 こういうお店もやっぱり成長とは無縁でいられないのかな。それともまた別次元の理論がはたらいてるのかな。とか考えていると、例のリーフレットに、"ある老舗の労主人が言っていた、「世の中の流れをみて変わるものと変わらないものを見定めまして、変わるものの中で、変えてはいけないものを守るようにしています。変えてもいいものは勇気を出して変えて行きませんと店が守れません。」"とかいてあって、お店って難しいもんだね、と思ったよ。

成長するってこと

会社の経営方針で、成長しないことを方針に挙げるような会社ってあるんでしょうか?たとえば、「もうこの会社は社会的役割をおえましたので今後10年をかけて経営規模を縮小していく予定です」、みたいなことを。 きっとそんなこと言うような会社はないんでしょうね。そうなるまえに会社の名前だけ残して新しい”成長”の見込める仕事にシフトしていったり、それができない会社は、"今後も売り上げ何パーセント増をめざして”みたいな悪あがきをしながらだんだん死んでいくんでしょう。第三者的にみると、きっと成長する会社もあれば、徐々に縮小していくべき会社(仕事)もあるんじゃないかなと考えてしまいます。パイが増えない限りみんなが成長することなんてできないし、そうすると誰かが縮小しなくちゃならない。パイが増えたとしてもすべての業界でパイが増えるなんてことがあるんだろうかとか考えるとやっぱりないんじゃないかとおもう。 成長するってことは、資本主義では良いことで、それはドグマのようなものでうたがってはならないものなんだろうけど、成長って直線的で、そういうモデルっていつかどこかで限界が来ると思えてならないですね。(おんなじようなことがアースダイバーっていう本の序文に書いてあった。) 建前では”成長”を言わざるを得ないんだろうけど、ほんとは企業も死と再生の中にいるんだろうなぁ。 ”成長”しますって言わないとお金があつまらないのかな。「徐々に死にます」、とか、「成長しないけれど代謝します」、とかそんなこと言う会社にもお金があつまるようなシステムがあったら面白いですよね。

Macと一神教

こないだ宗教好きのTakeくんと昼休みに雑談をしていて、マッキントッシュの世界はジョブズ一神教だよね、インターフェイスを取ってもすごく洗練されていて、(一部に)熱狂的に支持されていて、でもカスタムを許容する度合いがほとんどない。反対にウインドウズはマックほどかっこよくない代わりに多神教みたいに貪欲にどんなひとでも受け入れてしまうところがあるね、と言ったら、そんなの常識だよといわれました。

ネットの”あちら側”系サービス_del.icio.usとかbloglinesとかgmailとかflickrとか

まえに書いた梅田さんの本をちょっと前に読み終えたんですが、とても面白い内容でした。いろいろ関心したことがあったので、今度まとめてみようかなと思ってます。 そんな中に、ネットの”あちら側”というフレーズが出てきて、これは面白い表現だなぁと思いました。ネットのあちら側サービスとして、たとえば gmail があると思うんですけど、これはローカルにメールをためておくんではなく、ぜんぶあちら側にためておいて必要なときにwebでアクセスして利用しよう、ウイルスの管理やスパムの管理も全部あちら側に任せよう、というネットワークが太くてストレージコストが安いことを前提にしたアプローチだと書いてありました。(チープ革命) あちら系サービスとして、del.icio.usとかbloglinesとかgmailとかflickrとかを使ってみた感想なんですが、使うPCが変わっても(たとえば職場と自宅)、いつも同じ自分の設定で、おなじ情報を利用できることのメリットは非常に大きいと感じました。ブックマークだって、ブログのチェックだって、メールだって、フォトアルバムだって、ちょっと前まではマシン毎にぜんぶローカルで保持していた内容だったのに、いまやマシンを変えてもおなじ情報を利用できる。しかもwebベースなのに案外使い勝手がよい!AJAXなどの成果でしょうか。 この利点は一度味わってしまうと後にはもどれないですね~。

ノートパソコンを使うためにイスを買ってしまった

みなさん家でパソコンをつかうときどんな姿勢でつかってますか? 去年の秋に弁当箱みたいな重いノートパソコンを買ったんですが、あまり使っていなかったんです。けれど無線LANを買ってからはベットのうえとかでノートパソコンをつかってると楽な姿勢で使えるし、移動できたりするし、やっぱり便利だなぁとおもってノートをちょくちょく使っていました。 それで、こないだ無印良品にお盆を買いにいったときに展示品処分として一人がけのイスとオットマンがセットで一万円セールをしていたのを見かけてしまい、そのあと家に帰ってあのイスでノートパソコンつかうと快適かも、と夢想したりして次の日にまた無印へ出かけて買ってしまいました。このイス、思いつきで買ったわりに気に入ってしまって、ベットで使うのもいいけれど、イスに座ってユラユラゆれながら使うのも快適ですね~。 けどおかげで部屋がまた狭くなってしまった。。

Sunbird から Mozilla Calendar に乗り換えてみたら かなーり快適だった

”時間 それは感覚であって 生きたということはただの記憶でしかないって本で読んだ” ゆらゆら帝国のしびれ より 最近職場でなにかと雑用を言いつけられることが多くって、やれ管理機器の棚卸だの、外工さんの入管証申請だの、もともと約束を忘れがちな僕にとってたくさん締め切りを覚えておく機会が増えて、うまくやるのがかなりしんどくなってきました。しかも小さい仕事をコマゴマとやっていて時間がパッチワークみたいになってるし、あれもこれもやらなきゃとおもって結局なんもできてない、といった状況に陥りがちだしなぁ~。 これじゃいかん、とおもい、会社のExchangeサーバーがpop3に対応してくれるようになったのをいいことにOutlookから乗り換えた Thunderbird に、Calendar の拡張を入れてみました。これでバシバシタスク管理するぞ!という意気込みです。ちょこちょこと調べてみると、 iCal Exchange というサイトが iCal のフリー webDAV & webビューワーサービスを提供しているみたいで、そこに登録してみました。こうすると職場でも家にいても、同じカレンダーを見たり編集したり出来ます。Thunderbird がなくても、iCal Exchange サイトで予定を確認できるしとても便利ですね。設定するとローカルのカレンダーに加えた変更が自動的にネットワークのカレンダーへ同期されます。 昔にスタンドアロンのカレンダーアプリケーション Sunbird を使っていたんですけれど、今度 Thunderbird 1.5 用の Mozilla Calendar に乗り換えてみていくつかとても便利になっていた点があります。それは、 ・リモートカレンダー用のプロキシの設定ダイアログがある ・イベントだけでなく、タスクもリモートカレンダーに反映されるようになった!やった! ・リモートカレンダーの同期が失敗せずにうまくいく しかも自動で!快適! ・アラートや通知メールが失敗せずにうまくいくようになった! インストールは上記リンクからダウンロードしたファイルを、Thunderbird の拡張の管理ダイアログにドラッグアンドドロップしてやるだけです。カレンダーをネットワーク上に置く方法については ココ をどうぞ。 これからGTDっぽく、何でもかんでも片っ端から

「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書 梅田 望夫 (著)」を買ってみたよ

ずっと前に CNET Japan で Blog を持っておられた、梅田さんの本、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書 梅田 望夫 (著)」を買って読んでいます。この本はめちゃ面白いです。まだ全部読んでないんですけれど、 Google の意味を僕もちっともわかっていなかったことが分かりました。 僕は面白いとおもったページの端っこを小さく折るクセがあるんですけど、気づいたらほとんどのページを折っていて意味なし夫な状態に。。

GERRY MULLIGAN QUARTET PLJP-1 / PACIFIC JAZZ と バッハ

GERRY MULLIGAN QUARTET のCDを最近よく聴いてます。ネタを明かすと 村上春樹で聴くジャズ > ダンス・ダンス・ダンス に紹介されていたものです。ジャケット写真のアングルもかっこよいなぁ~。 ついてきた日本語のライナーノーツに目をやると、(昔の本によくあるみたいに”収集”が”蒐集”と書いてあります。”蒐集”のほうがなにか取り付かれたように集めるような感じがしていいですねぇ。)ジェリー・マリガン・カルテットがピアノを排したユニークな構成をしていた事と、マリガンとチェット・ベイカーの魅力的な個性が十分に発揮された事がよくわかります。ライナーにあるとおり、ウェスト・コーストらしいスマートさと、洗練された構成をもった、とても聴きやすいCDだなぁと思いました。口笛でも吹ける曲が多いです。 このなかでも一番好きな曲が、FRENESI で、バリトンサックスとトランペットが対位法っぽく流れる部分がとても聴いていて面白い!ライナーノーツの裏側にオリジナルレコードから転載したGerry Mulliganの書いた短い文章が載っていて、ピアノが他の楽器のソロを支配してしまいがちであって、昔はリズムにピアノなんて入ってなかったんだ、それでピアノレスの構成にしてみた、などと書いてありました。ほかにも、 main thread (コンピューターみたいだ!)のまわりを2つの horn が流れて対位法的な interplay を作り上げる。そんなふうにして、2声をつかって バッハ が inventions で完璧に、そして楽しげに見せたコードのようなものを(部分的にでも)みせることが出来ると考えてるんだ、 みたいなことが書いてあってとても面白かったです。ジャズなのにバッハの話がでてくるんですねぇ~。 というのも友達に カナダ人の変態(よい意味で)バッハ弾き グレン・グールド のファンがいたので、かれから "TWO - AND THREE-PART INVENTIONS" とかいう CD を借りて聴いた事があったからです。彼はことあるたびに、バッハ超カッコいいよ~、と言っていました。対位法の音楽って聴きなれないと全部同じ音楽に聞こえるけど、分かってきたときはそのぶん面白い!と思いますね。

クリップボード履歴ソフトは使えないと思っていたけど案外つかえるなぁ

クリップボード履歴ソフトの存在は知っていたんですが、あの Office を使っていて出てくるクリップボード用の変なウインドのことを思い出してイマイチ使う気にならなかったんです。 それが、こないだから一緒に仕事をしているSNGさんが秀丸のクリップボードツールを使いこなしているのを見て、”これは便利かも”と思い、 clcl を入れて使ってみました。 これが思っていた以上に便利で、たとえば2箇所に分けて書いてある文字列をコピーして別の文書にペーストするとき、今までだと コピー -> ウインドウ切り替え -> ペースト の操作を二回やっていたところを、2箇所をコピー -> ウインドウ切り替え -> 2箇所にペースト で済むんですね。これでウインドウの切り替えが一回少なくてすみます。 使うためには clcl の履歴画面を呼び出すショートカットキーを割り当てる必要があるんですけれど、このショートカットキーの割り当て というものには、どんなのが覚えやすいか、他のアプリケーションと被っていないか、いつも気を使いますよね。clcl の履歴呼び出しショートカットに "Ctl + Ctl" というのがありまして、何のことはない Ctl キーを二回押すんですけれど、が、この "Ctl + Ctl" はとても覚えやすくて使いやすいです。多分ほかのアプリケーションとも被っていないはず。珍しいですよね。おんなじキーを二回押すなんていうショートカットは。 "Ctl + Ctl" を押すと、コピーした文字列や画像のサムネイルが一覧になってピコっと出てきます。あとはショートカットキーを押すなり、マウスでクリックするなりすると、履歴がクリップボードに移されて、それを貼り付ける事が出来ます。"Ctl + Ctl" は自然に指が動くのでかなーり快適です。コピペを頻繁にする方、おすすめです!業務効率UP! ただ一つ難点があって、それはすぐに何をコピーしたかを忘れてしまうところです。。履歴を見ると、またおんなじ文字列コピーしてるよ~、という事に。。。

LAMY ボールペンの換え芯を買ってみたよ

2,3年前に、どこかの伊東屋で LAMY の水性ボールペン を買って時々使ってたんですが、ついにインクが切れてしまったので、こないだ渋谷の LOFT で換え芯をかってきました。なんと 670YEN ナリ!高いな~! LAMY と聞くと、 ロッテの美味しいチョコ、あの手に取るのを一瞬躊躇させるようなかっこ悪いパッケージのラミー をどうしても思い浮かべてしまいますが、筆記用具のメーカーみたいです。僕の持っていたやつは tipo というボールペンで、先ほど調べたところによるとWebでは使っているリフィル(芯?)のことがめちゃ書き味がよい、とやたらと褒めちぎってありました。僕はそんなに書き味がいいなぁと思った事なかったんですけど、、、 僕は会社でつかってる PILOT の"スーパーグリップ1.2mm太字”の書き味が一番好きだなぁ~。安上がりですね。

アイーダ アイダ!

昨日もカーリングをぼんやり見ながら寝てしまった今日この頃ですが、オリンピック期間中は朝のニュースがつまらんですね。なぜってまずニュースの半分がオリンピックネタで、そのうち大体の競技は結果を知ってしまってるから。仕方が無いのでチャンネルをぐるぐる回してるうちに、最近面白い番組がやってることに気がついたよ。 それがNHK教育の”からだであそぼ”なんです。最初は「あぁ、朝からケインがでてる。」ぐらいにしか思わなかったんですけど、アイーダアイダの歌がなんか気に入ってしまって朝の出勤準備を忘れるくらい見てしまいます。小さい子がつなぎを着て踊ってるんだけど、みんな上手なんで見ていて面白いんですよね~。 ほかにも”普段なにをやっている設定なんだろう?”と思わずにいられない謎のゴムだんおじさんとか、ものすごいヤバそうなダンスをおどる青年(いま調べてみたら森山開次という人らしい)が出ていて、なかなか楽しめます。この怪しい青年が豹のダンスを踊っていたんですけれど、ほんとに豹みたいに見えて感心してしまいました。 あとは作法をケインが教えてくれるコーナーがあって、ついこないだはハシの置き方をレクチャーしていて僕は全然知らなかったので、ちょうど食べていた箸で一緒にやってみたりしましたよ。今朝は”腕をつかまれたときの振り払い方”でした。当然それもマスターしました。 明日も朝が楽しみだぜ!アイーダアイダ!

”創発” について再び

ジェイコブスは有機体において、もっとも「活発」で「ダイナミック」な器官の成長というのがガンの成長だという事を忘れている、と語ったのは批評家のマンフォードだそうです。彼は都市のボトムアップからくる自律性に懐疑的だったんですね。 同じような話がネット上での”異常なほどの議論好きの問題児、「イカレポンチ」の専制について述べられていました。 イカレポンチは、ある特定の問題や解釈モデルに執着し、どんな議論であろうと自分の世界観を勝手に述べ立てて平気で、どうやら生業も家族生活もないので、ちょっとした挑発ですさまじいレスを返してよこす。みんな、この手の人物は知っている。セミナールームやコーヒーショップの奥で、攻撃の機会を今か今かとうかがっている連中だ。 ....実生活では、イカレポンチどもが会話の主導権をとられないようにするための社会的習慣が出来上がっている。最悪の病気連中だと、そもそもあまり夕食に招かれる事がない。でも境界線上の症例だと、対面グループ会話においては、協力だがさりげないメカニズムが機能する。ある人物がその会話を無関係なこだわりで引き止めたら、グループは自然に合意に達する事が出来る。- 言葉やボディーランゲージ、表情、時には挙手で-グループの大半が、こんなの時間の無駄だと思っていることをはっきりと示せる。対面世界にはさりげない世論調査があって、それがグループの集合的な脈をはかる。そのほとんどがあまりにすばやく起こるので、みんなそれに参加している事さえ気がつかない。 ...イカレポンチは情報量における重要な負拮抗を利用している。伝統的にはスレッド型議論は双方向システムと考えがちだ。でもROMにとって、その情報の流れは一方向でしかない。向こうはこちらの話を聴くけれど、でもこちらは向こうから何も聞こえない。笑いも、文句も、落ち着かないざわめきも、いびきも、驚きの表情も。ROMを考慮すると、スレッド型議論は実は伝統的な対面講義よりもインタラクティブ性が少なく、夕食のテーブルを囲んだ会話に比べればまるでインタラクティブではない。 つまり、人間が実世界の日常生活で無意識に行っている行為の中にも、じつは目に見えない大量の情報(雰囲気、態度)が双方向にやり取りされている。Webにはリンク構造はあるものの、そうしたリッチな相互作用を実現する仕掛けは(今のところ)備わっていない。だから

”創発”という本に”アメリカ大都市の生と死”のことがたくさん書いてあった

創発 という本を、takeちゃんに薦められて読んでみました。英語で emergency というらしいですが、かなり面白い内容で、ボトムアップによる仕組みについての可能性について熱く語られていました。簡単なルールで動く要素の集合が、監督者なしに集団としての知性を持つような振る舞いをすることへの魅力がさまざまな例を通じて述べられています。そうしたものの例として、アリンコや都市(!)、スラッシュドットのようなオンラインコミュニティが挙げられていました。スラッシュドットの成り立ち話もとても興味深く読めましたが、都市についての話はこの本で一番面白い部分でした。アイデアはJ.ジェイコブズの「アメリカ大都市の生と死」から借りてきているんですが、その本を昔読んだことがあってそのときに感じた印象をもっと研ぎ澄ました形で書かれていてなるほど!と思わせられることしきりでした。 J.ジェイコブズは、都市というのは都市の要素である人間が街路によって複雑に相互作用することで創発というボトムアップの構造化が行われ、一見それとわからないような複雑な秩序を生んでいるんだ、トップダウンで決められた再開発プロジェクトなどではややもするとその見えにくい複雑な秩序をだめにしてしまう、だいたいこんなことを述べています。僕はその本を読むまで、これほど都市を賛美した意見を聞いたことがなかったのでとても印象に残っていたわけです。 "創発"の中には「アメリカ大都市の生と死」が本来と違った意味で解釈されてきた、と紹介してあって、それがなかなか面白かったので紹介します。僕がこの本を紹介された先生も、こんなような文脈で捉えてはったんやろうなぁ~とおもって思わずニヤリとしてしまいましたよ! .... 「アメリカ大都市の生と死」以来、歩道文化の賞賛者は左がかった都市論者のお決まりの議論となり、リベラル派の主張において誰でも合意するものとなっている。でも皮肉なことに、歩道による救世軍の最初の戦士としてジェイコブズを引用した批評家たちは、彼女がなぜ歩道をほめたのかというそもそもの理由を多くの場合誤解していた。それは彼らが歩道を一種の政治的な劇場としてみており、創発システムとしては見ていなかったからだ。.... .... 一部の批評家は歩道の多様性への層さんを笑ってしまうほど尊大な極端にまで推し進めている。マーシ

ソース男

友人に、どうかするとすぐに、「その話のソースはなんや?」と聞いてくる人がいますが、そういわれるとなーんか自分が次からバイパスされちゃいそうであまり面白くないものです。けれど、情報のソースに近いものを読むのと、伝え聞いたような2次的情報を読むことは、想像以上に受け取れる情報に差があるなぁ、とおもいます。 英語のドキュメントが情報源だったばあいは、翻訳されたドキュメントと英語のソース文書と比べると明らかに形を変えている時点で多かれ少なかれ情報が抜け落ちていて「あぁ、やっぱりソースはすごい!」と思う事が多いです。 考えてみたら、自分自身が情報のソースになることってめったにないですね。僕らは情報の消費者なんですねぇ~

メディア・コントロール

ノーム・チョムスキーという言語学者がいますが、彼の本を最初に手にとったのは京都にある 恵文社 という大好きな本屋さんでした。(その本屋さんにいけば、そこは本当に普通の街中の本屋ほどしかない、ちいさなお店なんですが、たいてい買いたい本が2,3冊は見つかります。面白そうな本ばかりをあらかじめ選んで陳列してくれているのです。本のセレクトショップですね。village vanguard をもうすこし落ち着かせたようなお店でした。)その頃はアメリカ同時多発テロがなぜ起きたのか、ということをテーマにした本がたくさん売られていて、それらの一つに リトル・モア から出ていた "Noam Chomsky" とう本がありました。本の内容は生成文法理論とか言語学のはなしでは全くなくて、 "アメリカに報復する資格はない" という内容のものでした。(この人の本をよんでいると、言語学者として一線で研究を続けながら、こんなにまで社会にコミットメントしている人がいるんだ!と感心してしまいますなぁ~。) メディア・コントロール もチョムスキーの本で、現代政治におけるメディアの役割について論じた本です。すこし引用してみると、 ...そして民主主義社会のもう一つの概念は、一般の人々を彼ら自身の問題に決して関わらせてはならず、情報へのアクセスは一部の人間の間だけで厳重に管理しておかなければならないとするものだ。そんな民主主義社会の概念があるかと思われるかもしれないが、実のところ優勢なのはこちらのほうだと理解しておくべきだろう。... ...国家による組織的宣伝は、それが教育ある人々に支持されて、反論しがたくなったら、非常に大きな効果を生む。この教訓は、のちにヒトラーをはじめとして多くのものが学び、今日に至るまで踏襲されてきている。... ...今日のいわゆる全体主義国家や軍事国家だったら、それは容易な事だ。大衆の頭上に棍棒を振りかざして、彼らが逸脱しようものなら、その頭を思い切り殴ればよい。 だが、社会が自由で民主的になると、その手はもう使えない。したがって、組織的宣伝のテクニックへと方向転換しなければならない。組織的宣伝は民主主義社会にとって、全体主義国家にとての棍棒と同じ機能を持つものである。... ...大衆はテレビの前にぽつねんと座って、頭にメッセージを叩

Gmail に chats ボックスが増えていたよ

Gmailに chats ボックスが昨日増えていました。なんでもGoogleTalk の履歴が取れるそうな。 職場の PC で GoogleDesktopでウェブページの履歴を検索対象に含めたとき、おんなじことばかり調べてるな、そして Yahoo とか関係ないページ見すぎやな、といやでも感じさせられて、すぐに検索対象から消した経験があります。chat の履歴とかとるときっと 、あほなことばかりしゃべってるな、と思ってしまうだろうなぁ~。 ちなみに GoogleTalk でしゃべった相手はうまれてこのかた takeちゃんとだけです。みんなinvite しても無視ですよ。プンスカ

牛に引かれて善光寺参り

先週末スキーに行ってきました。思いっきり雪が降っていてとても寒かったですが、雪はふかふかでした。顔をおおう防寒具を持ってこなかった友達は真っ赤な顔をして我慢していたけど、結局お昼に鉄仮面みたいな防寒具を買って装着してました。 場所は野沢温泉に行ってきたんですけど、お土産やさんでお酒を見ても、お蕎麦屋さんで唐辛子をみても、やたらと善光寺グッズが置いてありました。そういえば「牛に引かれて善光寺参り」ということわざはつい最近おぼえた(!)けど、善光寺ってなんだろなぁとおもって調べてみました。 wikipedia:善光寺 "又、善光寺は長野の旧称でもあり、長野は善光寺の門前町として発達した都市である。また古来より長野盆地のことを「善光寺平」と称していた。" なるほど~納得。そりゃそこら中に善光寺グッズがあるわけですね。

Viamatic foXpose - Firefox Extension かっこいい拡張!

Firefox にはたくさん拡張があって、あれやこれや試してみるのはなかなか楽しいです。中には、これホントに役に立つんかいな?と思うような珍拡張もありますが。手段が目的化しているような。でも無駄って素敵な場合もありますよね~。少し前に Going My Way さんのサイトで、 foXpose が紹介されていたのを思い出してインストールしてみました。(この方のサイトはほんとにいろいろツールなどの情報がのっていてとても面白いです。) ショートカットキーをとりあえず F2 に割り当ててサムネイルを表示してみると、か、かっこいい!ほんとに頻繁に使うかどうかは別にして、見た目にすごい拡張ですね~。ゴージャス!各タブのサムネイルにキーが割り当てられるみたいで、そのキーを押すとそのタブに飛べました。ちょっと便利かも。 別の拡張 Tab Mix Plus の設定 [ イベント | タブ機能 | Ctrl-Tabで「表示中のタブ」ポップアップメニューを表示する ] チェックボックスをonにすると、ちょうどウインドウズの Alt+Tab のようなポップアップウインドウが表示されて、これで事足りるような気もしますが。。

HALOSCANでトラックバックをしてみたよ

ちまたではトラックバックが日常茶飯事に行われているようですが、なぜかこのBloggerにはトラックバック機能が付いていないです。。Google に騙された!すげーやってみたい!とおもって少し調べてみると HALOSCAN というサイトのサービスを使うと Blogger からもトラックバックが出来るらしいです。ということで試しにやってみました。 しかし、Blogger API とか atom って何なんだろう?また調べてみようかな。 あれ、トラックバックに失敗した。。HTTP/1.1 403 access denied だって。。なんでやろ?? 食べだことのある変な海産物といえば ホヤ ぐらいですかね。ホヤのセンスについていけずで、はきそうになりました。

出町輸入食品というお店からはいつもコーヒーのいい匂いがしていた

なにか昔まで嫌いだったものが好きになるときって突然来ますよね。味覚とかはおっさんになっても感じる事ができる進化だと思う。僕は大学生になってしばらくしてもコーヒといえばあまーい缶コーヒー、uccのカフェオレとかしか飲めなかった。コーヒーはいい匂いだと思ってたけど美味しいと感じた事がなかったし、飲む機会があっても砂糖とミルクをたくさん入れて飲んでました。ところがある日、研究室の先生の部屋へなにかの相談に行ったときに、先生(に付いている先輩)が入れてくれたコーヒーを飲むことになった。豆をミルでひいて、口の細いジョウロみたいなやかんでお湯を沸かして、ペーパーフィルターでドリップしてくれた。当たり前みたいに砂糖とミルクが出てこなかったのでそのままのんでみたら、”あれ、酸っぱくないしすごいいい匂いだぞ、これってもしかしてうまいのか!”と味覚がその瞬間進化してしまいました。たしか研究室の豆は京都出町柳にある、出町輸入食品(変な名前。。)というお店でかっていたような。そのお店は前を通るといつもコーヒーのいい匂いがプ~ンとしていて、豆の解説ビデオが流れているんです。試飲やチョコレートの試食もさせてもらえたような気がします。 ビールもマーマレードも明太子もワサビとかだって子供の頃は嫌いだったのにどんなタイミングで好きになったんだろうとか思うと不思議ですね。コーヒーの場合は一番最近だったのでその瞬間を覚えていました。 そのときにコーヒーを入れてくれた先生が昨日亡くなられたそうです。ちょっといい加減な先生だったけど、魅力ある人だったのかいろんな人が先生に集まってたなぁ。ご冥福をお祈りします。

たべっ子動物をまじまじと食べてみたよ

たべっ子動物はギンビスの名作ですね。普段は動物の形なんてかまわずムシャムシャたべるんですけど、今日ふと見た形がなんだかよくわからん。書いてあるのも英語でわからんちんなので辞書で調べてみると、リスでした! 横からみるのか~! たべっこ動物を見ると、いつもジョジョの奇妙な冒険で敵役が食べていた事を思い出すなぁ~。そいつはラクダを最後に食べるんだ。