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"UNIXという考え方"を読んだよ

takeちゃんにすすめられた本、"UNIXという考え方"をよみました。なかなか面白かったです。本の頭にいきなりこんな興味深い文章が書いてありました。

"UNIXの創始者たちは、ある極端なコンセプトからはじめた。UNIXは「ユーザーは、自分たちが何をしているのかを分かっている」という前提に立っている。たのオペレーティングシステムの設計者が、初心者から専門家まで幅広いユーザーを受け入れようと苦労しているとき、UNIXの設計者たちは「何をしているのかが分からないのならここにいるべきではない」という不親切極まりないアプローチを選んだのだ"

これには、なるほど!と思ってしまいました。マカーが1ボタンマウスに固執するような姿勢とおなじくらいとんがってますね。このことはこの本で述べられている、”一番難しい10パーセントを無視してよいのであれば、世界中のほとんどの問題はすぐにでも解決できる。”の90%問題という姿勢に全く基づいている考え方だなぁ。
そのほかにも、小さくてシンプルなプログラムが優れている、だとか、仕様書に重きをおくべきではなくプロトタイピングが大切である、とか、少し前にはやっていたアジャイルプログラミングで取り上げられている内容と似た話が語られていました。問題の内容って昔も今もあまり変化していないんですね。
そのほかにも、データ互換性の重要性について熱く語られており、ASCIIを用いるべし、としてあります。これは今XMLがもてはやされている背景とかぶりますね。
そのほかにも印象的なフレーズが書かれていましたよ。


"コンピュータの出現以来、書かれてきたすべてのプログラムはフィルタだ"


この言葉も非常に含蓄がありますなぁ~。
ほかにも、オープンソースに関する話題も触れられていて面白かったです。

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