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GERRY MULLIGAN QUARTET PLJP-1 / PACIFIC JAZZ と バッハ


GERRY MULLIGAN QUARTET のCDを最近よく聴いてます。ネタを明かすと村上春樹で聴くジャズ > ダンス・ダンス・ダンスに紹介されていたものです。ジャケット写真のアングルもかっこよいなぁ~。
ついてきた日本語のライナーノーツに目をやると、(昔の本によくあるみたいに”収集”が”蒐集”と書いてあります。”蒐集”のほうがなにか取り付かれたように集めるような感じがしていいですねぇ。)ジェリー・マリガン・カルテットがピアノを排したユニークな構成をしていた事と、マリガンとチェット・ベイカーの魅力的な個性が十分に発揮された事がよくわかります。ライナーにあるとおり、ウェスト・コーストらしいスマートさと、洗練された構成をもった、とても聴きやすいCDだなぁと思いました。口笛でも吹ける曲が多いです。

このなかでも一番好きな曲が、FRENESI で、バリトンサックスとトランペットが対位法っぽく流れる部分がとても聴いていて面白い!ライナーノーツの裏側にオリジナルレコードから転載したGerry Mulliganの書いた短い文章が載っていて、ピアノが他の楽器のソロを支配してしまいがちであって、昔はリズムにピアノなんて入ってなかったんだ、それでピアノレスの構成にしてみた、などと書いてありました。ほかにも、main thread (コンピューターみたいだ!)のまわりを2つの horn が流れて対位法的な interplay を作り上げる。そんなふうにして、2声をつかって バッハ が inventions で完璧に、そして楽しげに見せたコードのようなものを(部分的にでも)みせることが出来ると考えてるんだ、みたいなことが書いてあってとても面白かったです。ジャズなのにバッハの話がでてくるんですねぇ~。

というのも友達に カナダ人の変態(よい意味で)バッハ弾き グレン・グールド のファンがいたので、かれから "TWO - AND THREE-PART INVENTIONS" とかいう CD を借りて聴いた事があったからです。彼はことあるたびに、バッハ超カッコいいよ~、と言っていました。対位法の音楽って聴きなれないと全部同じ音楽に聞こえるけど、分かってきたときはそのぶん面白い!と思いますね。

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