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PDFのツールキット、pdftk

リモートのひとたちと校正作業なんかをしていると、よくPDFでデータをやり取りしたりします。 Macのプレビューだと、コメントいれたり回転したりまではとても快適に出来ますが、ページをばらしたり、あれとこれをくっつけたり、という方法は寡聞にして知りません。(もしかしたら出来るのかな?) How to Combine Multiple PDF Files With pdftk に、そんなことができる pdftk というソフトが紹介されていたので入れてみたところ、たまーに便利に使う機会があります。 MacPort の pdftk は 壊れているらしい です。 PDF Labs さんからダウンロードできました。

グラフを描くために matplotlib を使ってみた(備忘録)

先日、イベントの応募状況を毎日CSVでダウンロードして、推移を毎日グラフ化する、という、忍耐と寛容な心を要する作業がありまして、この作業をエクセルつかわずに自動化できないかな、とモチベーション低下を避けるために現実逃避してしらべてみたところ、python のライブラリで、 Matplotlib というものが良さげであることが分かりました。散布図描きたいだけの僕には良く分らない、行列計算も出来るらしい。 Mac からだと、デフォルトで入っている python では上手く動かないらしく、こちらのページを参考にして、MacPorts からいろいろ入れなおすと動きました。 はるかさん@はてなダイアリー:Mac OS XにPython、NumPy、SciPy、easy_install、iPython、matplotlibを(できるだけMacPortsを使って)インストールする 飾り気の無い男らしいグラフが出力できました!

国民国家。

「歴史とは何か」(岡田 英弘 著) という本を読みました。 前にMさんから貸していただいた、傭兵や戦争のアウトソーシングについての本や、松岡正剛さんの 誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義 なんかで、国民国家というのは、ナポレオンが徴兵制を敷いて作った国民軍が、その愛国心も相まって、ものすごく強く、戦争の構造を変えてしまったのと同時に産まれたのだ、という話がのっていて、面白いなーと思っていました。 ネットで、そのあたりの事が「歴史とは何か」に平易に解説されているという情報を見かけたので買って読んでみました。 現代人は産まれたときから「国民国家」がある世界しか知らないので、「国民国家」から校正されていない世の中を想像することは難しいが、確かにそうだったのだ、ということが書いてありました。国民国家がもつ圧倒的な戦争の強さに対抗するためには、自らも「国民国家」の形をとるしかなかった。それが世界が国民国家だらけになった理由だ、と。 そもそも「国民国家」の生い立ちからして、戦争が非常に得意なのも当たり前で、国民国家の根底には“暴力”がセットされているのだ、と書かれていました。 このことはとても面白いですね。ルネ・ジラールの「世の初めから隠されていること」もいずれ読んでみたいです。。 いまテレビの龍馬の番組を見たりして思うのですが、江戸時代にはおそらく日本という単位よりも、将軍家とか、なんとか藩の単位がより意味を持っていたのだろうなーと。で、「国民国家」化しないとヤバいということになって、「日本」が作り出された。沖縄なんかもそのときに「日本」になった。 当時の人に、「日本」についてどう思うか聞いてみたいなー。どういう感覚だったのでしょうかね?ナショナリズムみたいな感情が自然にわいてくるまでどれくらいかかるんでしょう? 司馬遼太郎の本かなにかで読んだ話では、東北の兵隊さんはガッツがあってとても強いが、大阪の兵隊はピンチになるとすぐに逃げる、みたいなエピソードがありました。長らく「都市」や「個人」というスケールに帰属意識をもっていた人たちには、「国民国家」という呪文はかかりにくかった、ということなのかな、とおもいました。 「兵隊として戦争に行く事は市民の義務」「お国のために!」みたいな意識から、現代のアメリカのように「経済的な理由から志願して戦争に行く」ような、

銀の匙

久しぶりに大学のときの友達の家で集まりがあるとのことで遊びにいったら、別の友達の息子も遊びにきていて、はにかんだり片言でしゃべったりするのがとても可愛かったです。いま2歳で、今年弟ができたのでもうお兄さんなんだ、ということでした。 少し前から、中勘助の 銀の匙 (岩波文庫) を読んでいたので、この子もあの本のように感じたりしているのかなぁ、とか思いました。 自分が小さかった頃の記憶は、私の場合ぎりぎり幼稚園での出来事をぼんやり覚えているくらいで、銀の匙のような美しい思い出はほとんどないのが残念です。。 友達同士でその子の事を話しているときに、 大人同士話すときには、「この子は○○で、、」などと、本人がすぐ側にいるのに話している内容は分からない前提で話したりするが、子供からすると、「親たちは自分のことをしゃべっているのだな、」とわかっていて居心地の悪い思いをしているんだよな、と、子供の頃に思ったことを思い出しました。

へぎそば

へぎそば というものを先週はじめて食べました。 客先での打ち合わせの帰りに会社のひとと茅場町まで歩いていたら、なにかでみかけたことのある 立ち食い蕎麦屋さん「がんぎ」 を発見して、そのときにはスルーしたのですが、先週やっと食べる事ができました。なんとも独特の食感で、コシがありすぎて塗り箸ではつかみにくいくらい。美味しかったです。 写真は茅場町近くの運河に浮かんでいたタグボート。かわいらしいですな。

潮干狩りat有明海

先日のGWに奥さんの実家へ帰省した折、有明海の潮干狩りに連れて行ってもらいました。船で沖へでかけて潮が引くのを待って、さっきまでの海底で貝をとりました。こんなに密集していたら暮らしにくかろうと思うくらい、たくさん(とくにバカガイが)住んでいました。 帰りはまた潮がみちるのをのんびり船の上で待ってから帰ったのでした。

誰が木の上に針金ハンガーを集めたか?

答えはカラスでした。散歩途中にカラスが針金ハンガーのかたまりの上で休んでいるところを発見。でもなんのために針金ハンガーばかりあつめたのかな?

家守綺譚を読んだ

家守綺譚という本を、実家に帰ったときに奥さんがうちの姉ちゃんから借りていて、面白そうなので借りて読んでみました。 京都が舞台のお話で、東山のすこし南の方あたりかと思われました。作中に何度も疎水が出てきたり、琵琶湖まで山を超えたりしていて、やはり知っている土地について書かれている文章は面白いです。 僕は学生のときにクラブの練習に参加するため、「山中越え」という、白川沿いに比叡山を越える峠を通って琵琶湖まで通っていました。いつもは夜や夕方に移動するので風景なんてなにも見えないのですが、たまーに昼間に琵琶湖まで移動したりすると、山頂付近から琵琶湖がバーンと眺める事が出来て、今日は吹いてるなぁ、とか思っていたことを思い出しました。 東山界隈には疎水をひいた庭がある家は結構あるみたいで、銀閣寺そばの 白砂村荘・橋本関雪記念館 なんかこの話のなかに出てくる「家」の感じにぴったりではないかなーと思いました。 作中には山科あたりを散歩する話があって、今度京都に行く事があったら歩いてみたいです。

BUFFALO LinkStationの自動省エネ機能が SnowLeopard で動かなかった件

年末に使っていたNASがぶっ壊れたので、バッファローのNASを新しく買いました。壊れてまた泣かないように、USB外付けディスクも買ってバックアップ体制もとりました。ディスク復旧って本当に高く付くんですね。。 買ってきたNASには自動省エネ機能というものが付いて、NAS Navigator2 というアプリケーションをインストールすると、マシンの電源が入っている間だけNASの電源が入ります。PCだとうまくいくのですが、SnowLeopardのmacだと上手く行かない。マシンの電源が入っていてもNASの電源が勝手に落ちます。がっかりです。 いろいろ検索してみると、WakeOnLanを使って電源を入れっぱなしにしておくことが出来るとのこと。 WakeOnLan というアプリケーションを入れて試してみるとほんとにNAS電源が入った。Schedule Wake Up メニューから一定時間間隔で起こし続けると上手くいくようです。 mac ports からその名もwakeonlan というPerl Script をインストールすると、ターミナルからも起こせます。crondならぬlaunchd から定期的に起動するように設定することもできました。launchdの設定ファイルは、 lingon を使うのがいいみたいです。

ヤドリギだとおもったら針金ハンガーのかたまりだった!

自由が丘の花屋さんにヤドリギが売っていて、珍しいなーと思っていたら、そういえば電車で多摩川をわたるときに見える河川敷のヤナギっぽい木にヤドリギみたいなものが付いていたのを思い出して、少しまえに散歩ついでに見に行ってきました。 近くでみてみると、なんだかヤドリギっぽくない。カメラで写真をとって拡大してみると、なんと針金ハンガーのかたまりでした。だれが集めたのかなー。鳥でしょうか?