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2月, 2006の投稿を表示しています

「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書 梅田 望夫 (著)」を買ってみたよ

ずっと前に CNET Japan で Blog を持っておられた、梅田さんの本、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書 梅田 望夫 (著)」を買って読んでいます。この本はめちゃ面白いです。まだ全部読んでないんですけれど、 Google の意味を僕もちっともわかっていなかったことが分かりました。 僕は面白いとおもったページの端っこを小さく折るクセがあるんですけど、気づいたらほとんどのページを折っていて意味なし夫な状態に。。

GERRY MULLIGAN QUARTET PLJP-1 / PACIFIC JAZZ と バッハ

GERRY MULLIGAN QUARTET のCDを最近よく聴いてます。ネタを明かすと 村上春樹で聴くジャズ > ダンス・ダンス・ダンス に紹介されていたものです。ジャケット写真のアングルもかっこよいなぁ~。 ついてきた日本語のライナーノーツに目をやると、(昔の本によくあるみたいに”収集”が”蒐集”と書いてあります。”蒐集”のほうがなにか取り付かれたように集めるような感じがしていいですねぇ。)ジェリー・マリガン・カルテットがピアノを排したユニークな構成をしていた事と、マリガンとチェット・ベイカーの魅力的な個性が十分に発揮された事がよくわかります。ライナーにあるとおり、ウェスト・コーストらしいスマートさと、洗練された構成をもった、とても聴きやすいCDだなぁと思いました。口笛でも吹ける曲が多いです。 このなかでも一番好きな曲が、FRENESI で、バリトンサックスとトランペットが対位法っぽく流れる部分がとても聴いていて面白い!ライナーノーツの裏側にオリジナルレコードから転載したGerry Mulliganの書いた短い文章が載っていて、ピアノが他の楽器のソロを支配してしまいがちであって、昔はリズムにピアノなんて入ってなかったんだ、それでピアノレスの構成にしてみた、などと書いてありました。ほかにも、 main thread (コンピューターみたいだ!)のまわりを2つの horn が流れて対位法的な interplay を作り上げる。そんなふうにして、2声をつかって バッハ が inventions で完璧に、そして楽しげに見せたコードのようなものを(部分的にでも)みせることが出来ると考えてるんだ、 みたいなことが書いてあってとても面白かったです。ジャズなのにバッハの話がでてくるんですねぇ~。 というのも友達に カナダ人の変態(よい意味で)バッハ弾き グレン・グールド のファンがいたので、かれから "TWO - AND THREE-PART INVENTIONS" とかいう CD を借りて聴いた事があったからです。彼はことあるたびに、バッハ超カッコいいよ~、と言っていました。対位法の音楽って聴きなれないと全部同じ音楽に聞こえるけど、分かってきたときはそのぶん面白い!と思いますね。

クリップボード履歴ソフトは使えないと思っていたけど案外つかえるなぁ

クリップボード履歴ソフトの存在は知っていたんですが、あの Office を使っていて出てくるクリップボード用の変なウインドのことを思い出してイマイチ使う気にならなかったんです。 それが、こないだから一緒に仕事をしているSNGさんが秀丸のクリップボードツールを使いこなしているのを見て、”これは便利かも”と思い、 clcl を入れて使ってみました。 これが思っていた以上に便利で、たとえば2箇所に分けて書いてある文字列をコピーして別の文書にペーストするとき、今までだと コピー -> ウインドウ切り替え -> ペースト の操作を二回やっていたところを、2箇所をコピー -> ウインドウ切り替え -> 2箇所にペースト で済むんですね。これでウインドウの切り替えが一回少なくてすみます。 使うためには clcl の履歴画面を呼び出すショートカットキーを割り当てる必要があるんですけれど、このショートカットキーの割り当て というものには、どんなのが覚えやすいか、他のアプリケーションと被っていないか、いつも気を使いますよね。clcl の履歴呼び出しショートカットに "Ctl + Ctl" というのがありまして、何のことはない Ctl キーを二回押すんですけれど、が、この "Ctl + Ctl" はとても覚えやすくて使いやすいです。多分ほかのアプリケーションとも被っていないはず。珍しいですよね。おんなじキーを二回押すなんていうショートカットは。 "Ctl + Ctl" を押すと、コピーした文字列や画像のサムネイルが一覧になってピコっと出てきます。あとはショートカットキーを押すなり、マウスでクリックするなりすると、履歴がクリップボードに移されて、それを貼り付ける事が出来ます。"Ctl + Ctl" は自然に指が動くのでかなーり快適です。コピペを頻繁にする方、おすすめです!業務効率UP! ただ一つ難点があって、それはすぐに何をコピーしたかを忘れてしまうところです。。履歴を見ると、またおんなじ文字列コピーしてるよ~、という事に。。。

LAMY ボールペンの換え芯を買ってみたよ

2,3年前に、どこかの伊東屋で LAMY の水性ボールペン を買って時々使ってたんですが、ついにインクが切れてしまったので、こないだ渋谷の LOFT で換え芯をかってきました。なんと 670YEN ナリ!高いな~! LAMY と聞くと、 ロッテの美味しいチョコ、あの手に取るのを一瞬躊躇させるようなかっこ悪いパッケージのラミー をどうしても思い浮かべてしまいますが、筆記用具のメーカーみたいです。僕の持っていたやつは tipo というボールペンで、先ほど調べたところによるとWebでは使っているリフィル(芯?)のことがめちゃ書き味がよい、とやたらと褒めちぎってありました。僕はそんなに書き味がいいなぁと思った事なかったんですけど、、、 僕は会社でつかってる PILOT の"スーパーグリップ1.2mm太字”の書き味が一番好きだなぁ~。安上がりですね。

アイーダ アイダ!

昨日もカーリングをぼんやり見ながら寝てしまった今日この頃ですが、オリンピック期間中は朝のニュースがつまらんですね。なぜってまずニュースの半分がオリンピックネタで、そのうち大体の競技は結果を知ってしまってるから。仕方が無いのでチャンネルをぐるぐる回してるうちに、最近面白い番組がやってることに気がついたよ。 それがNHK教育の”からだであそぼ”なんです。最初は「あぁ、朝からケインがでてる。」ぐらいにしか思わなかったんですけど、アイーダアイダの歌がなんか気に入ってしまって朝の出勤準備を忘れるくらい見てしまいます。小さい子がつなぎを着て踊ってるんだけど、みんな上手なんで見ていて面白いんですよね~。 ほかにも”普段なにをやっている設定なんだろう?”と思わずにいられない謎のゴムだんおじさんとか、ものすごいヤバそうなダンスをおどる青年(いま調べてみたら森山開次という人らしい)が出ていて、なかなか楽しめます。この怪しい青年が豹のダンスを踊っていたんですけれど、ほんとに豹みたいに見えて感心してしまいました。 あとは作法をケインが教えてくれるコーナーがあって、ついこないだはハシの置き方をレクチャーしていて僕は全然知らなかったので、ちょうど食べていた箸で一緒にやってみたりしましたよ。今朝は”腕をつかまれたときの振り払い方”でした。当然それもマスターしました。 明日も朝が楽しみだぜ!アイーダアイダ!

”創発” について再び

ジェイコブスは有機体において、もっとも「活発」で「ダイナミック」な器官の成長というのがガンの成長だという事を忘れている、と語ったのは批評家のマンフォードだそうです。彼は都市のボトムアップからくる自律性に懐疑的だったんですね。 同じような話がネット上での”異常なほどの議論好きの問題児、「イカレポンチ」の専制について述べられていました。 イカレポンチは、ある特定の問題や解釈モデルに執着し、どんな議論であろうと自分の世界観を勝手に述べ立てて平気で、どうやら生業も家族生活もないので、ちょっとした挑発ですさまじいレスを返してよこす。みんな、この手の人物は知っている。セミナールームやコーヒーショップの奥で、攻撃の機会を今か今かとうかがっている連中だ。 ....実生活では、イカレポンチどもが会話の主導権をとられないようにするための社会的習慣が出来上がっている。最悪の病気連中だと、そもそもあまり夕食に招かれる事がない。でも境界線上の症例だと、対面グループ会話においては、協力だがさりげないメカニズムが機能する。ある人物がその会話を無関係なこだわりで引き止めたら、グループは自然に合意に達する事が出来る。- 言葉やボディーランゲージ、表情、時には挙手で-グループの大半が、こんなの時間の無駄だと思っていることをはっきりと示せる。対面世界にはさりげない世論調査があって、それがグループの集合的な脈をはかる。そのほとんどがあまりにすばやく起こるので、みんなそれに参加している事さえ気がつかない。 ...イカレポンチは情報量における重要な負拮抗を利用している。伝統的にはスレッド型議論は双方向システムと考えがちだ。でもROMにとって、その情報の流れは一方向でしかない。向こうはこちらの話を聴くけれど、でもこちらは向こうから何も聞こえない。笑いも、文句も、落ち着かないざわめきも、いびきも、驚きの表情も。ROMを考慮すると、スレッド型議論は実は伝統的な対面講義よりもインタラクティブ性が少なく、夕食のテーブルを囲んだ会話に比べればまるでインタラクティブではない。 つまり、人間が実世界の日常生活で無意識に行っている行為の中にも、じつは目に見えない大量の情報(雰囲気、態度)が双方向にやり取りされている。Webにはリンク構造はあるものの、そうしたリッチな相互作用を実現する仕掛けは(今のところ)備わっていない。だから

”創発”という本に”アメリカ大都市の生と死”のことがたくさん書いてあった

創発 という本を、takeちゃんに薦められて読んでみました。英語で emergency というらしいですが、かなり面白い内容で、ボトムアップによる仕組みについての可能性について熱く語られていました。簡単なルールで動く要素の集合が、監督者なしに集団としての知性を持つような振る舞いをすることへの魅力がさまざまな例を通じて述べられています。そうしたものの例として、アリンコや都市(!)、スラッシュドットのようなオンラインコミュニティが挙げられていました。スラッシュドットの成り立ち話もとても興味深く読めましたが、都市についての話はこの本で一番面白い部分でした。アイデアはJ.ジェイコブズの「アメリカ大都市の生と死」から借りてきているんですが、その本を昔読んだことがあってそのときに感じた印象をもっと研ぎ澄ました形で書かれていてなるほど!と思わせられることしきりでした。 J.ジェイコブズは、都市というのは都市の要素である人間が街路によって複雑に相互作用することで創発というボトムアップの構造化が行われ、一見それとわからないような複雑な秩序を生んでいるんだ、トップダウンで決められた再開発プロジェクトなどではややもするとその見えにくい複雑な秩序をだめにしてしまう、だいたいこんなことを述べています。僕はその本を読むまで、これほど都市を賛美した意見を聞いたことがなかったのでとても印象に残っていたわけです。 "創発"の中には「アメリカ大都市の生と死」が本来と違った意味で解釈されてきた、と紹介してあって、それがなかなか面白かったので紹介します。僕がこの本を紹介された先生も、こんなような文脈で捉えてはったんやろうなぁ~とおもって思わずニヤリとしてしまいましたよ! .... 「アメリカ大都市の生と死」以来、歩道文化の賞賛者は左がかった都市論者のお決まりの議論となり、リベラル派の主張において誰でも合意するものとなっている。でも皮肉なことに、歩道による救世軍の最初の戦士としてジェイコブズを引用した批評家たちは、彼女がなぜ歩道をほめたのかというそもそもの理由を多くの場合誤解していた。それは彼らが歩道を一種の政治的な劇場としてみており、創発システムとしては見ていなかったからだ。.... .... 一部の批評家は歩道の多様性への層さんを笑ってしまうほど尊大な極端にまで推し進めている。マーシ

ソース男

友人に、どうかするとすぐに、「その話のソースはなんや?」と聞いてくる人がいますが、そういわれるとなーんか自分が次からバイパスされちゃいそうであまり面白くないものです。けれど、情報のソースに近いものを読むのと、伝え聞いたような2次的情報を読むことは、想像以上に受け取れる情報に差があるなぁ、とおもいます。 英語のドキュメントが情報源だったばあいは、翻訳されたドキュメントと英語のソース文書と比べると明らかに形を変えている時点で多かれ少なかれ情報が抜け落ちていて「あぁ、やっぱりソースはすごい!」と思う事が多いです。 考えてみたら、自分自身が情報のソースになることってめったにないですね。僕らは情報の消費者なんですねぇ~

メディア・コントロール

ノーム・チョムスキーという言語学者がいますが、彼の本を最初に手にとったのは京都にある 恵文社 という大好きな本屋さんでした。(その本屋さんにいけば、そこは本当に普通の街中の本屋ほどしかない、ちいさなお店なんですが、たいてい買いたい本が2,3冊は見つかります。面白そうな本ばかりをあらかじめ選んで陳列してくれているのです。本のセレクトショップですね。village vanguard をもうすこし落ち着かせたようなお店でした。)その頃はアメリカ同時多発テロがなぜ起きたのか、ということをテーマにした本がたくさん売られていて、それらの一つに リトル・モア から出ていた "Noam Chomsky" とう本がありました。本の内容は生成文法理論とか言語学のはなしでは全くなくて、 "アメリカに報復する資格はない" という内容のものでした。(この人の本をよんでいると、言語学者として一線で研究を続けながら、こんなにまで社会にコミットメントしている人がいるんだ!と感心してしまいますなぁ~。) メディア・コントロール もチョムスキーの本で、現代政治におけるメディアの役割について論じた本です。すこし引用してみると、 ...そして民主主義社会のもう一つの概念は、一般の人々を彼ら自身の問題に決して関わらせてはならず、情報へのアクセスは一部の人間の間だけで厳重に管理しておかなければならないとするものだ。そんな民主主義社会の概念があるかと思われるかもしれないが、実のところ優勢なのはこちらのほうだと理解しておくべきだろう。... ...国家による組織的宣伝は、それが教育ある人々に支持されて、反論しがたくなったら、非常に大きな効果を生む。この教訓は、のちにヒトラーをはじめとして多くのものが学び、今日に至るまで踏襲されてきている。... ...今日のいわゆる全体主義国家や軍事国家だったら、それは容易な事だ。大衆の頭上に棍棒を振りかざして、彼らが逸脱しようものなら、その頭を思い切り殴ればよい。 だが、社会が自由で民主的になると、その手はもう使えない。したがって、組織的宣伝のテクニックへと方向転換しなければならない。組織的宣伝は民主主義社会にとって、全体主義国家にとての棍棒と同じ機能を持つものである。... ...大衆はテレビの前にぽつねんと座って、頭にメッセージを叩

Gmail に chats ボックスが増えていたよ

Gmailに chats ボックスが昨日増えていました。なんでもGoogleTalk の履歴が取れるそうな。 職場の PC で GoogleDesktopでウェブページの履歴を検索対象に含めたとき、おんなじことばかり調べてるな、そして Yahoo とか関係ないページ見すぎやな、といやでも感じさせられて、すぐに検索対象から消した経験があります。chat の履歴とかとるときっと 、あほなことばかりしゃべってるな、と思ってしまうだろうなぁ~。 ちなみに GoogleTalk でしゃべった相手はうまれてこのかた takeちゃんとだけです。みんなinvite しても無視ですよ。プンスカ

牛に引かれて善光寺参り

先週末スキーに行ってきました。思いっきり雪が降っていてとても寒かったですが、雪はふかふかでした。顔をおおう防寒具を持ってこなかった友達は真っ赤な顔をして我慢していたけど、結局お昼に鉄仮面みたいな防寒具を買って装着してました。 場所は野沢温泉に行ってきたんですけど、お土産やさんでお酒を見ても、お蕎麦屋さんで唐辛子をみても、やたらと善光寺グッズが置いてありました。そういえば「牛に引かれて善光寺参り」ということわざはつい最近おぼえた(!)けど、善光寺ってなんだろなぁとおもって調べてみました。 wikipedia:善光寺 "又、善光寺は長野の旧称でもあり、長野は善光寺の門前町として発達した都市である。また古来より長野盆地のことを「善光寺平」と称していた。" なるほど~納得。そりゃそこら中に善光寺グッズがあるわけですね。

Viamatic foXpose - Firefox Extension かっこいい拡張!

Firefox にはたくさん拡張があって、あれやこれや試してみるのはなかなか楽しいです。中には、これホントに役に立つんかいな?と思うような珍拡張もありますが。手段が目的化しているような。でも無駄って素敵な場合もありますよね~。少し前に Going My Way さんのサイトで、 foXpose が紹介されていたのを思い出してインストールしてみました。(この方のサイトはほんとにいろいろツールなどの情報がのっていてとても面白いです。) ショートカットキーをとりあえず F2 に割り当ててサムネイルを表示してみると、か、かっこいい!ほんとに頻繁に使うかどうかは別にして、見た目にすごい拡張ですね~。ゴージャス!各タブのサムネイルにキーが割り当てられるみたいで、そのキーを押すとそのタブに飛べました。ちょっと便利かも。 別の拡張 Tab Mix Plus の設定 [ イベント | タブ機能 | Ctrl-Tabで「表示中のタブ」ポップアップメニューを表示する ] チェックボックスをonにすると、ちょうどウインドウズの Alt+Tab のようなポップアップウインドウが表示されて、これで事足りるような気もしますが。。

HALOSCANでトラックバックをしてみたよ

ちまたではトラックバックが日常茶飯事に行われているようですが、なぜかこのBloggerにはトラックバック機能が付いていないです。。Google に騙された!すげーやってみたい!とおもって少し調べてみると HALOSCAN というサイトのサービスを使うと Blogger からもトラックバックが出来るらしいです。ということで試しにやってみました。 しかし、Blogger API とか atom って何なんだろう?また調べてみようかな。 あれ、トラックバックに失敗した。。HTTP/1.1 403 access denied だって。。なんでやろ?? 食べだことのある変な海産物といえば ホヤ ぐらいですかね。ホヤのセンスについていけずで、はきそうになりました。